これは、みんながみんな、思うことではないのだと思います。
中には、他人に合わせることで調和を図り、それで満足している人もいると思います。
また、他人に合わせることで、自分の意見を言わなくていいので、それを楽だと感じている人もいるでしょう。
でもあなたは、「他人に何でも合わせてしまう自分」が嫌で、そんな自分を弱いと思っている…。
それは、主張したい自分がいるのに、主張する勇気がないことへの、自分への憤りなのではないでしょうか。
つまり、他人に何でも合わせてしまう自分ではなく、他人に流されない自分こそが、強い自分像なんですよね。
多くの人が感じるように、他人に何でも合わせてしまうのは、確かに弱さなのかもしれません。
でも、いつでも自分の意見を言えることだけが、強い自分とも限りませんよ。
嫌なことを断れなかった時
自分って弱いな…と思う瞬間として、2つ目にご紹介するのは『嫌なことを断れなかった時』です。
嫌なことを断れない…。
そんな自分に、弱さを感じる人も多いですよね。
嫌なのに断れず、嫌な思いをしながらやるというのはとても辛いと思います。
しかも嫌々やっていると、「嫌なら断ればいいじゃん」なんて横からサラッと言われてしまう…。
「断れない自分が悪い」と感じさせられることばかりで、「自分が悪いんだから我慢してやるしかない」と思わされるわけです。
そんな自分に、イライラしてしまうんですよね。
でもこれも、考え方次第です。
嫌なことは、誰がやっても嫌なこと。
でも、それを引き受けた自分を、誇りに思っている人もいます。
つまり弱い自分とは、断れない状況を作ってしまう自分なのではなく、嫌なことをやらされる自分を惨めに思う気持ちなのではないでしょうか。
筆者は、比較的強い方だと思います。
嫌なことは、断ることもできるほうです。
でも、嫌なことを引き受けることもあります。
その時の気の持ちようは、嫌々というよりも「みんなが嫌なことをやっている自分って偉い」なんて思っています。
嫌なことを断れないことも、確かに弱さなのだと思います。
相手のほうが強そうで、断ったら嫌われる、怒られる…そんな恐怖心からハッキリ言えないのは自分のほうが弱いから。
きっと、そう感じてしまうんですよね。
でも、それは結局、相手と自分、他人と比べた自分が強いか弱いかということです。
強い自分って、他人よりも強い自分?きっと、違いますよね。
それが分かれば、あなたは強い自分にもなれるはずです。
仕事で𠮟られて泣いてしまう時
自分って弱いな…と思う瞬間として、3つ目にご紹介するのは『仕事で𠮟られて泣いてしまう時』です。
世間の認識は「怒られて泣く=弱い」です。
泣く人は、弱い存在と思われてしまいますよね。
なぜなら、よく泣くのは赤ちゃんや子供というイメージがあるからです。
ですから、大人になっても泣いてしまうような人は、精神的に子供だと思われるし、赤ちゃんや子供のような、弱い存在だと思われてしまいます。
それもあって、仕事で叱られて泣いてしまうと、自分でも弱い人間だと感じてしまうのでしょう。
しかし…そもそも人はなぜ泣くのでしょうか?
人が涙を流す時には、3つの理由があるそうです。
ひとつは、目の乾燥を防ぐため。