つまり、SNSの中で素敵な自分を発信できないと、自分は負け組。
弱い人間だと認識させられるからです。
でも、SNSを見て、他人を羨ましいと思う気持ちそのものは、実は弱さではないと思います。
本当の弱さは、“勝ち負けのイメージ”にこだわる自分にあるのではないでしょうか。
人はひとりひとり違うのですから、自分が持っていないものを持っている人を、羨ましく思うのは自然な感情です。
羨ましい気持ち、そのものは否定できませんし、弱くもなんともありません。
SNSを見て羨ましく感じ、そんな自分を弱い自分だと思うのは、世間の目を気にしているからで、ありもしない勝ち負けにこだわっているからです。
SNSには素敵な投稿が溢れていて、それを見ると悲観的な気持ちになるというのは、確かに弱いのかもしれません。
でも、間違ってはいけないのは、SNSの舞台で輝く自分が強いわけではないということです。
あなたはあなたなりの輝ける舞台があることに気付けば、決して弱い自分ではないことにも気づけるはずです。
辞める!と決めたことを辞めれない時
自分って弱いな…と思う瞬間として、6つ目にご紹介するのは『辞める!と決めたことを辞めれない時』です。
辞めると決めたことを辞められない…つまり、意思が弱い自分に対し、「自分って弱いな」と感じることもありますよね。
辞めると決めるのも自分、それを辞めないのも自分…。
自分の理想を叶えられない意思の弱さに、幻滅してしまうのです。
確かに、意思の弱さは自分の弱さです。
でも、意思が弱くなってしまう原因があるはずです。
たとえば、高すぎる理想を掲げているとか…。
理想とは違う本音があるとか…。
そうした本当の自分の姿に気付かずに理想ばかりを掲げていては、意思が弱くなるのも当然です。
本当は、自分が弱いのではなく、自分を理解していないことが弱さなのだと思います。
強い自分を持っている人は、自分をよく理解しています。
できないことはできないと認めているから、高い理想を掲げ、それが出来なくて落ち込むこともありません。
意志の弱さは、自分を知らないことが原因だと分かると、自分が単に意志が弱い人間ではないことにも気づけるはずです。
強い自分になるための8個のポイントを教えます!
さて、ここまでは、「自分って弱いな」と思う瞬間と、その心理についてご紹介してきました。
自分を弱いと感じる人は、自分への理想が高い人でもあると思います。
その「強い自分」への理想像とは違う自分になってしまったとき、自分を弱いと感じてしまうということですね。
でも、その弱さも自分であり、本当は強さももっているはずです。
強い自分になるのではなく、強い自分を引き出すことができればいいだけなのです。
ここでは、『強い自分になるための8個のポイント』をご紹介していきます。
これらは、弱い自分から強い自分に生まれ変わるのではなく、弱い自分を受け入れ、強い自分を引き出す方法です。
あなたがなりたい強い自分は、あなたの中に眠っています。
ポイントは、ちょっとした思考の変化を起こさせるだけ!ほんの少し、視点を変えるだけで、あなたが望む強い自分になれると思います。
ぜひご紹介する8個のポイントを参考に、強い自分とはどうなることなのか、考えてみてください。
1.自分の事を好きになる
強い自分になるためのポイントその1は、『自分のことを好きになる』ことです。
もう少し詳しく言うと、「弱い自分のことも好きになる」ことが強い自分になるためのポイントです。
「自分を弱い」と思う人は、実際に弱いのではありません。
自分の理想が高く、その理想に現実が届いていないとき、自分を弱いと感じてしまうのです。