楽しい時間を過ごす時には、誰かと一緒にいた方が楽しさは倍になりますし、また悲しい気持ちは半分にすることもできます。
けれど、誰かと一緒にいることで気を遣ってしまうため、時には一人だけで静かに過ごしたいと思うこともあるでしょう。
誰かと一緒にいることは、メリットもあればデメリットもあります。
それらがどんなものなのか、また一人でいるのが好きな人の特徴などをご紹介します!
誰かと一緒にいることが好きな人って意外と少ない!?
誰かと一緒にワイワイ楽しむのって、誰でも好きなイメージがありますよね。
仲の良い友達同士でつるんだり、大人数でバーベキューやパーティーをしたりすれば、騒々しくも充実した、楽しい時間を過ごせるでしょう。
しかし、四六時中誰かと一緒だったり、いつも大人数でワイワイやったりすることには抵抗がある、という人も実は結構います。
誰かと一緒だからこそ楽しめるようなイベントや遊びであれば、もちろん一人切りよりも誰かと一緒の方が満足した時間を送れるでしょう。
ですがその一方で、「いつも誰かといるのは疲れる」や「一人の方が気を遣うこともなくて楽」という考えを持つ人もいます。
カフェやファーストフードへ行くと、一人だけで過ごしている人を見かけることが多いように、実は誰かといるよりも、一人で過ごす方が好きな人は案外多いです。
大抵の人は「遊びやイベントは誰かと過ごし、それ以外の時間は一人で過ごす」と場面に合わせて過ごし方を変えていますが、心底一人の空間を好む人は、カラオケやボーリング、レストランなどの複数人に対応している場所でも平気で一人で楽しんでいます。
日本人は集団の中にいる時には、周りに合わせて行動することが多いため、協調性がある一方で気疲れしてしまうことが多いです。
そうした精神的なストレスを感じたくないという人が、特に一人だけの時間を好むのかもしれません。
誰かと一緒にいることの6個のメリット
誰かと一緒にいると、相手にある程度の気を遣いますが、それ以上にたくさんのメリットが得られます。
自分だけではできないことも、誰かと一緒だったらできますし、また誰かの存在があるからこそ自分が心に余裕を持って過ごせることもあります。
例えば旅館やホテルの宿泊は、二人からなら利用料金がお得になることが多いですが、その一方で一人だけの利用だと割高になってしまうことがあります。
また、ワイワイ楽しめるような映画を観に行くときには、一人よりも誰かと一緒に観に行った方が、上映後には映画の話で大いに盛り上がれることでしょう。
バイキングのような場所に行くときにも、一人で行くとなんとなく浮いてしまいますが、誰かと行けばごく自然に周囲に溶け込んで楽しめます。
誰かと一緒だからこそのメリットや、誰かと一緒でなければ味わえないメリットなどがたくさんありますので、それらのメリットのいくつかをご紹介していきます。
寂しくない
一人切りだと寂しさを覚える瞬間が多いですが、誰かと一緒にいればそんな寂しさを覚えることもありません。
時には「一緒にいるのに気持ちがすれ違っていて寂しい」と感じる瞬間もあるかもしれませんが、少なくともそんなことがない限りは、誰かと一緒にいることで寂しさを感じることはないでしょう。
恋人と喧嘩して落ち込んでいる時でも、友達が側にいて話を聞いてくれていれば、寂しさで泣いてしまうこともありません。
また、複数人で楽しむイベントに参加している時でも、誰かと一緒なら周りの目を気にすることなく思い切り楽しめるでしょう。
誰かと一緒にいると寂しくないだけでなく、「一緒だから大丈夫」という安心感や心強さもあります。
それは一人切りでは決して味わえない感覚でしょう。
協調性が身に付く
人と一緒にいることで、協調性を身につけることができます。
一人だけで行動している時には、自分の都合やタイミングだけで動けばいいため、誰に気を遣う必要もありません。
しかし、複数人でいざ行動する場面で同じことをやってしまうと、周りからは「空気が読めない」や「自分勝手な行動ばかりする」などと非難されてしまうでしょう。
一方で、適度に誰かと行動している人は、自分の都合だけでなく、相手の都合やタイミングにも合わせて動きます。
相手の用事を待ったり、相手の行きたい場所へ付き合ったりと、自分主体ではなく、相手のことも考えて行動できますので、自然と協調性が身につきます。
一人だけで協調性は身につくものではありませんので、時には集団行動や誰かと一緒に行動することも必要でしょう。
会話が得意になる
一人で過ごしている時には、誰かと会話をすることはありません。
そのため、一人の時間が長い人ほど、他人と会話をする機会が減ってしまい、いざ会話をする時にはぎこちない話し方になってしまうでしょう。
一方的に自分の話ばかりをしてしまったり、相手の話に上手な相槌を打てなかったりして、相手に嫌な思いをさせてしまうこともあります。