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誰かと一緒にいることの12個のメリ...(続き3)

また、楽しさは倍に増え、悲しさは半分に減らすこともできます。

しかし、だからといって四六時中誰かと一緒に過ごしていると、自主性や自分らしさを見失ってしまう恐れもあるでしょう。

また、自分以外の人がいることで神経を擦り減らしたり、感情を振り回されてしまったりすることもあるかもしれません。

誰かと一緒にいることで、メリットもありますが少なからずデメリットも生じてしまいます。

どの様なデメリットが生じてしまうのかを挙げていきます。

好きな時に行動できない

誰かと一緒にいると、自分の好きな時に行動できなくなってしまいます。

自分一人だけなら、自分の好きなタイミングで出かけたり、ふらりとお店に入ったりすることもできるでしょう。

しかし、誰かと一緒の場合には、相手と行動を共にすることが多いため、予め一緒に行く場所やすることが決まっていることが多いです。

予定外の行動を取れば相手に迷惑がかかってしまいますし、何より相手に勝手な行動を取られれば自分自身もストレスに感じてしまうでしょう。

誰かと一緒にいると好きな時に行動できずに、「縛られている」「自由がない」と窮屈に感じてしまうこともあるでしょう。

そうした窮屈さに耐えられない人は、度々自分で好きなように行動してしまって、相手や周りの人たちとの関係が悪くなってしまうことがあります。

気を遣う

誰かと一緒にいると、相手に対して少なからず気を遣ってしまいます。

例えば友達と一緒に遊びに出かけ、ランチをとる時にお店選びで多少なりとも時間がかかってしまうことはありませんか?

どちらから問いかけるにせよ、「何が食べたい?」という質問に対して「何でもいいよ」という返しがあると、そこからお店を決めるのに時間がかかってしまうでしょう。

相手に「何でもいい」と言われたところで、自分の好きなお店で決定してしまうのは悪いという気持ちや、相手に食の好き嫌いがあるか分からない、またランチの予算がどの程度かなど、それなりに相手に気を遣ってランチの場所を決めなければならないため、その気遣いが面倒に感じてしまうことがあるでしょう。

気遣いに慣れている人は、最初から相手に予算や「和洋中ならどれがいい?」など、いくつかの選択肢を与えることであまり時間をかけずにランチの店を決めることができます。

しかし、時間がかかるにせよかからないにせよ、相手に気を遣うことには変わりないため、相手への気遣いで疲れてしまうことが少なくはないでしょう。

静かに過ごせない

誰かと一緒にいると、静かに過ごせないことが多いです。

同じ空間にいながら、それぞれ別のことをやっているのであれば、静かに過ごすこともできるでしょう。

しかし、勉強や読書、調べものや仕事といったそれぞれの目的がない場合には、誰かと一緒にいることで相手に気を遣ったり、会話をしなければならなかったりして、静かに過ごすことができません。

一人だけであれば、誰にも邪魔されることなく、思う存分静かに過ごすことができますが、誰かと一緒にいることでそれが叶わなくなってしまうため、静かに過ごせないことでストレスに感じてしまうことがあるかもしれません。

もしも勉強や読書など、自分が集中したい時に周りで誰かが騒いでいたらイライラしてしまうように、一緒にいる相手が話しかけてくることに対しても、イライラやストレスを感じてしまうことがあるでしょう。

自立できない

常に誰かと一緒にいると、周りに誰かがいることが当たり前になってしまいます。

すると困った時には直ぐに誰かに相談したり助けを求めたりしてしまい、自立できなくなってしまいます。

結婚するギリギリまで実家から出たことがない人は、いざ結婚生活に入っても配偶者に何かと甘えたり、あれこれやってもらうことが当たり前だと思ってしまったりするため、早々に夫婦喧嘩が起きてしまうことも多いでしょう。

また、一緒にいる相手に対して上手に気遣いができたとしても、一人切りで過ごさなければならなくなってしまった時には、寂しさや孤独感に耐え切れなくなってしまうこともあります。

誰かと一緒にいることが当たり前になっていた人ほど、一人だけになった時には自立がし難く、一人暮らしをしても直ぐに実家に帰ってしまうことがあるでしょう。

自分の世界を崩される

自分一人の時には、自分だけの世界をそのまま日常にも反映させることができるため、精神的なストレスが少なく、また充実感や充足感を覚えることもできます。

しかし、誰かと一緒にいると、自分の世界に誰かが土足で踏み込んできたり、相手が無自覚な状態でこちらの世界を荒らしたりすることがあるため、精神的に苦痛を感じてしまうことがあります。

例えば自分の部屋がそのまま自分だけの世界になっている人は、その場所に他人が入ってくること自体に抵抗がありますし、誰かが自分の定位置の物を動かしたり、触ったりすることでも自分の世界を崩されるような気がして、とても不快な気持ちになることがあるでしょう。

自分の世界とは、いわば自分のテリトリーです。

自分のテリトリー内に他人の存在があれば嫌な気分になるのは当然のことですので、誰かと一緒にいることでそうした精神的なデメリットを負うこともあるでしょう。

ガス抜きができない

誰かと一緒にいると、近くに他人の存在があることによって、自分のガス抜きができないことも多いです。

例えば一人だけの時には、疲れを感じたらオリジナル体操をして自分なりのガス抜きをしていた人も、誰かと一緒にいる時には恥ずかしくて体を動かせないため、中々ガス抜きをすることができなくなってしまいます。