もうとにかく何でも前向きのことを言いたがり、懸念点などを列挙する人を鬱陶しい存在だと考えてしまいます。
もちろん暗い人とはなおさら相性が悪いです。
また、勝手な親切心を発揮して、辛いことがあって落ち込んでいる人のことを無理やり笑わせようとするタイプでもあります。
精神的に大人であれば、落ち込んでいる人の気持ちもよく理解できるのでこのような不作法をやることはないのですが、何を勘違いしたか、明るくないといけないと思い込んでいるのです。
11.笑いのツボが浅い
笑いのツボが浅いと、たしかによく笑います。
他者からすれば「え、今の面白かったの?」と問いかけたくなるような、しょうもないギャグに大笑いしたり、鬱陶しいほどのマシンガントークにずっと笑っていたいりと、理解されないことが多いです。
笑いのツボが浅いと、下ネタで笑ってしまう子供と同じような扱いをされることが多々ありますが、実は頭が良い人かもしれません。
わずかな言葉でも脳内がフル回転し、その言葉の意味以上にイメージが膨らむのです。
だからこそ、他者が笑わないようなことでも「面白い」と感じます。
あるいは、周囲にいる人と単にツボが違うということも考えられます。
全く本を読まない人たちの集団の中にいながら、自分だけは本を読む人がいたとしましょう。
別の集団からやってきた小説好きの人が、サラッと小説の台詞をもじったようなことを言ったとき、周囲の人には「は?」と思うはずです。
しかし、よく本を読む人は台詞のもじりだと気付いてクスクス笑ったりします。
そうすると周囲の人は「よくわからないことで笑う奴だな」と思うわけです。
12.不謹慎
よく笑うことが、ただちに良いこととは限りません。
笑ってごまかしているのと同様に、不謹慎な場で笑ってしまうのも他者からすれば嫌悪感につながります。
葬式、重要な会議、叱られている時ですら、何故か笑いがこみあげて止まらなくなる。
子供なら、イジメや事故の再現VTR、人が転んだ様を見て笑ったりもします。
これは、笑うべきではないということが単に分かっていないということもありますが、過度の緊張を緩和しなければという脳の指令で笑っているのかもしれません。
または、不謹慎モードになりきらない人もいます。
通夜で故人の鼻に綿が詰められていただけで面白いと思ってしまうなどです。
他の人たちは故人にもう会えないことを悲しんでいるのですが、笑ってしまう人は生前の姿で綿が詰められていることを想像して「鼻血出したときみたい」と思ってしまいます。
これは感性の違いです。
13.穏やかな気持ちにさせてくれる
よく笑っている人は、イライラを表に出しません。
というより、そうそうイライラしません。
人生経験が豊富だったり、素早く相手の立場で物事を考えられたりするので、多少のことで衝突したりしないからです。
そして、相手がイライラしていても「こういう考え方もあるよ」と柔和な笑顔で導いてくれます。
こうした心に余裕がある人と一緒にいると、周囲の人もだんだん穏やかな気持ちになっていくでしょう。
そして、自らの考え方も変化していけばイライラすることが減り、笑顔に溢れた空間ができあがります。
よく笑う人の9個の心理!
よく笑う人を見ていると「なんであんなに笑えるんだろう」と不思議に思うことがありますよね。
そんなに世の中面白いかなと、自分とは全く違う生活を想像します。
しかし、生活自体に大した差はありません。
要は物事のとらえ方が違うのです。
あるいは、とても綺麗な笑顔に見えても、演技力が高いだけで打算的ということもあります。
笑顔の中に隠れる心理について探っていきましょう。
1.ダメとはわかっていても頭の中で面白く変換してしまう
不謹慎な場で笑ってしまうような人は、誰も見ていないところに目を留めたり、気にもならない事柄も頭の中で面白おかしく変換しやすいです。