仲間4人で居酒屋でお酒を飲んでいた時に、そのうちの1人がある大型家電量販店のサービスコーナーでお客が店員ともめていたのを目撃して、その話題で盛り上がりました。
お客と店員のやり取りを聞いていると、どうやら先日購入したビデオカメラのバッテリーの容量が、購入時に聞いた物よりも小さくて驚いて来たらしいのです。
お客は、間違って説明したのを信じて購入したからお店側のミスなので、容量の大きなバッテリーに無償で交換しろと要求し、お店側は差額分を払って欲しいとのこと。
30分以上にわたって口論していました。
お店側は責任者と担当者の2人だが、お客はガンとしてゆずらない姿勢。
結局は、とうとうお店側が折れて、新品に交換したが、この時のお客の態度が「男気がある」との意見でした。
こういう強引な交渉ができることを、男気があると言うのでしょうか?
一方では、エスカレーターもエレベーターもない階段で、お年寄りが重い荷物を持って上を見上げてため息をついています。
そこに出くわした青年が、その荷物を持って上まで運んであげます。
通りすがりの人達は見て見ぬ振りだが、この青年は違っていました。
思案する間もなく、声をかけて荷物を持ったのです。
これも男気のある人と言えるのでしょう。
男気ってどんな意味?
「おとこぎ」とは、漢字で書くと「男気」または「侠気」と書きます。
「侠気」は「おとこぎ」または「きょうき」とも発音します。
この侠気という漢字を見ると、古い時代の仁侠映画を思い浮かべてしまいます。
辞書によると、「男気・侠気」の意味は、犠牲を払って人に尽くしてやる気性。
義侠心(ぎきょうしん)と説明されています。
自分の損得を顧みず弱い者のために力を貸す気質なのです。
ちなみに、男気の反対語は女気(おんなぎ)で、女らしい気質のことです。
男気の人の立ち向かう相手は、無慈悲な権威を持つ強者で、弱者がその犠牲になって苦しんでいる中で正義を貫こうと頑張るのです。
こういう意味では、女性でも男気を持つ人もいますが、一般的には男性の気質を差し、女性でも男性でも惚れてしまう気質なのです。
最近では、弱者もいろいろです。
高齢化が進んで、お年寄りも弱者と言えます。
女性も現在の社会の中では、まだまだ弱者と言えます。
ということは、男気を発揮する機会は増えていると思いますがいかがでしょうか?
男気がある人の13個の特徴
男女を問わず、惚れ惚れとしてしまう男気のある人とは、どのような人でしょうか?
現代の男気の意味は、どのようなものでしょうか?
亭主関白の家庭のように、「黙って俺について来い!」という勇ましい男性なのでしょうか?
そこまで男らしい性格でなくても、日常の生活の中で、男気を発揮するチャンスはいくらでもあるようです。
些細なことでも、充分男気を感じて、改めて惚れ直すことにもなるのです。
逆に、つまらないようなことでも、女性から見ると男気がないつまらない男、とレッテルを貼られてしまうこともあるのです。
そこで、男気がある人について考えてみたいと思います。
1.責任感がある
男気がある人と言うと、まずは弱者の味方であるはずですから、きちんとやりかけた仕事を済ませるという「責任感」があるはずです。
人が困っている時に割り込んできて、さんざんかき回しておいてその場を離れていくような、無責任な男では誰からも頼られることはありません。
何か困っていることがある場合、そこに助けに入れば、何らかの結論を導き出して改善策を提案したリ、解決に結び付くまで寄り添ってサポートすることは、最低限必要なことです。
あの人が来てくれたから、もう大丈夫だ!とみんなが安心感と信頼感をもって見つめている人こそ、男気のある人だと思えるのです。