相手にも自分にとっても、いろいろと条件は変わりますが、基本的な約束事はきちんと守ります。
何らかの事情で約束を実行できなかった時でも、3年後でも5年後でもチャンスが来れば、きちんと守ることができるのです。
約束をしてもらった本人が忘れていても、キチッと思い起こさせてから約束を実施するのです。
義理堅いと言えますが、それが第一だと思っているのです。
男気の人には、約束すると期限は関係ないようです。
たとえ、相手が小さな2~3歳児であっても、約束したことは必ず守って上げるのです。
些細で小さな約束でもしっかり覚えている
男気のある人は、大きな約束も小さな約束も、気持ちの中では同じレベルの約束と考えているのです。
約束を果たした後の利益や得については、考えないのですから。
そして、些細で小さな約束でも、しっかりと覚えているのです。
周りの人も、うっかりすると忘れてしまうようなことでも、彼の頭の片隅には、はっきりとそのことをインプットしており、明確に輝いているのです。
それをきっちりと果たさないと、男気のある人は生活のリズムが狂ってしまうかのように、消化不良を起こしているのです。
そのことをやり終えると、イカツイ感じの男気のある男は、子供のように嬉しくなってほほ笑むのです。
些細で小さな約束でも、ひとつの大事な約束ですから。
6.困った人は放っておけない
男気のある人の特徴は、弱い者や困っている人を見過ごすことができないのです。
大きな荷物を抱えたお年寄りが階段の手前で立ち止まっていると、つい声をかけてその荷物を運び揚げてあげるのです。
誰も見向きもしないで通り過ぎるだけですが、その男にはそれができないのです。
そのお年寄りが、丁重にお礼を言っても、ただほほ笑むだけでそそくさと離れていきます。
さも、あたり前のことをしたように、過ぎ去っていくのです。
その人の後姿は、自信に満ちて堂々と歩んで行くのです。
困った人を見つけると放っては置けないのですが、手助けをした後も格好良くするのが、男気のある人の行動なのです。
それを見ている人は、男も女も関係なく、惚れ惚れしてしまうのです。
困った人を見つけたら考えるよりも先に行動することができる
このように、男気のある人は困った人を見つけたら、考えるよりも先に行動することができるのです。
困った人を見ると、「手伝ってあげようかな?」と誰しも考えるものです。
しかし、「どうしようかな?照れくさいし。」と考えたあげくに、行動できなくなって見過ごしてしまうのです。
行動を起こすのには、実はかなり勇気がいるのです。
照れくさいという感覚は、気が弱い人に多い感情です。
正しい事やもっともなことをするときに、周りの人に見つめられたり噂されることに、抵抗があるのです。
頭の中では、「さっさと行動に移せ!」という言葉と、「そんな事をしたら照れくさいし!ちょっと待ってみよう」という言葉が交錯してしまい、タイミングを逃すのです。
だから、困っている人を見つけたら考えるよりも先に行動することができる人は、正義感と勇気の両方を持ち合わせているのです。
7.友達の悪口を言わない
男気のある人は、器が大きい人と言いましたが、自分の領域はガッチリと固めているのです。
どういう意味かというと、自分が誰かに攻撃されたり侵略されようとしても、しっかり守って行けるのです。
精神的なこととか肉体的なこと、尊厳に関わることまで、対抗できるだけの知識を持っているからです。
ということは、あえて誰かを不用意に攻撃したリする必要はないのです。
友達のことを、とやかく言っても、自分にとってはなんの得にもならないし、そのことで何か正義を守る事にも繋がらないからです。
無駄なことをしている暇もないのです。
つまり、男気のある人間として、自分の生きる術を知っているからです。