曲がったことが大嫌いとは、こういう見返りを期待しないで、世の中の正義を守る勇気ある行動なのです。
仕事のシーンでは、自分とは直接関係のない部署で起こった出来事でも、筋が通っていないと知った時には、その部署のリーダーにも抗議をするのです。
恋愛の場面では、自分の彼女の親友の恋人が、実は隠れて二股をかけているとします。
このことを知ったら、その親友の恋人とは面識が無くても、堂々と二股の行為はおかしいと直接文句を言うのです。
おせっかいかもしれませんが、黙って見過ごすことができないのです。
相手が目上の人だろうと間違ったことをしていればしっかり注意をする
仕事での先輩やら目上の人から、道理に合わないことを要求されると、普通の人は独り言のように文句を言いますが結局は逆らわずに行動してしまいます。
そんな無理難題を時々押し付けられている人達は、仲間同士で集まって酒を飲んで日頃のうっぷんを晴らしたり、愚痴を言うのがせいぜいです。
無理を言い渡す上司や先輩も、愚痴を言いながらも結局はやってくれることを期待しているのです。
自分達が辛い目に合っているだけならまだ我慢できます。
しかし、その無理な欲求で目上の人や先輩が、隠れたところで別途恩恵を受けていることが分かると、不満も限界を超えてしまい、大事な伝達事項をあえて報告しなかったり、誤った報告をしたりと、多少の嫌味をしてしまうのです。
この程度の仕返しで、納得しているのです。
しかし、男気のある人がその職場に社内異動でやってくると、雰囲気が変わるのです。
上司や先輩が、いつもの通りに道理に合わないことを指示すると、たちまち男気のある人はテンションが上がるのです。
「差し出がましいようですが、それは納得がいきません!理由を説明してください!」などと抗議するのです。
上司や先輩はその抗議に驚きます。
いままで、そんな事は言われたことが無かったからです。
理由を聞いてからも、納得がいかないと男気のある人は食い下がって行きます。
理屈で抗議するので、上からの圧力だけでは引き下がりません。
男気のある人は、単なる損得では動かないので、多少の脅しにも平気なのです。
ブレないのです。
何らかな改善なり修正を獲得するまで続けるのです。
単なる感情と威厳だけでは、抑えられないのです。
4.素直に謝ることができる
男気がある人は、 日常に起こる些細なことについては寛容なのです。
あまり細かい事には首を突っ込んで来ないのです。
無視もせず暖かく見守っているのです。
それだけ男気のある人は器が大きいと言えます。
しかし、自分が間違ったことをやってしまった時は、気が付いた時に直ぐに間違いがあったことを告げて、素直に謝るのです。
自分のせいで、子供や弱い立場の人に迷惑がかかると、すぐさま謝って間違いを修正します。
どれだけ迷惑がかかったのか、詳しく調べて十分な償いをするのです。
それによって、自分がぶざまな格好になって笑われても構わないのです。
そんな姿を見ると、器が大きくてかえって信頼されることになるのです。
自分の非はしっかり認め反省することができる
正義感の強い人は、自分の行動にも注意を払っています。
自分が筋の通らないことを強要することは、許されることではないからです。
男気のある人は、自分の行動や考えについては、客観的にみることと、周りの人の意見を聞くことに心掛けているのです。
そして、男気のある人は、自分の非はしっかりと認め反省することができるのです。
5.約束は必ず守る
男気のある人にとって、約束したことは必ず守るのが鉄則です。