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覚えるのが苦手な人に共通する12個...(続き2)

これは、周りの人が手取り足取り何でもしてあげたり、失敗をしても誰かがフォローしてくれたりするなど、本人にとっては至れり尽くせりのような状態を指します。

「自分が頑張らなくても、誰かが何とかしてくれる」、そうした考えが根底にあるようです。

自分が何とかして力になってあげたい、そう思わせる能力のようなものがあるようです。

本人としては、「上げ膳据え膳」のようで楽かもしれません。

が、そうして楽をした分の「ツケ」は、後で何倍にもなって自分の身に降りかかってくるでしょう。

今まで人任せにしていたことを、自分が一からやらなければならない状況に置かれた時、その人は初めて事の重大さに気がつくでしょう。

もちろん、甘やかされてきた人全てが当てはまるわけではありません。

甘やかされてきたことで、逆に「もっとしっかりしなければ」「自立しないと」などと奮い立って努力をする人もたくさんいます。

甘やかされてきた=ダメな人と言うのは、一概には当てはまらないこともあることを忘れないようにしましょう。

ぼーっとしていることが多い


3個目は、「ぼーっとしていることが多い」です。

心ここにあらずと言いますか、心がどこかに旅に出てしまっている状態のようです。

ぼーっとしていると一言で言っても、本当にぼーっとしているだけではないこともあります。

本人曰(いわ)く、頭の中ではフル回転で物事を考えているという場合もあります。

その場合、多くがその一点に意識が集中してしまい、結果としてぼーっとしているような状態になってしまうと言えるでしょう。

相手からすれば、「何を聞いても話しても上の空」「自分のことを忘れているのでは?」などと思ったとしても、無理もないでしょう。

考えることがあったにせよ、特に理由もなかったにせよ、あまりにぼーっとしていることが多いと、相手はあなたのことを「やる気あるのかな?」と思ってしまうかもしれません。

頭で考えることも大切ですが、まずは体を動かして「体に覚えさせる」と言うのはいかがでしょうか?

体で覚えたことは、案外自然とできるようになりますし、体を動かしていればぼーっとしている暇もなくなるでしょう。

要領が悪い

4個目は、「要領が悪い」です。

冷静になればできることを、遅れた分を取り戻そうとして慌ててしまうなどして、さらに時間を要するなどの悪循環に陥ってしまうようです。

2つのことを同時にこなすことができない、自分のキャパを越えた作業内容に圧倒されてしまうなど、要領が悪いことで人の何倍も時間と労力を必要としてしまうでしょう。

このように、要領が悪い人と言うのは、一度にたくさんのことを考えてしまうことで身動きがとれず、どれも中途半端になってしまうのです。

要領が悪い人は、自分でもそれを痛いほどに自覚していることが多いです。

だからこそ、人の話に人一倍耳を傾け、メモを取るなどの努力をしているのです。

とは言え、誰もが「初めて」のことに対して、最初から完璧にこなせる人はいません。

だからこそ、「次からはこうしよう」と思えて、次に進めるのです。

まずは、一度物事を全体的に見てみましょう。

それから、何が最優先かを見極める力を身につけましょう。

あるいは、要領が良い人はどのように物事に対処しているのかを見て、参考にするのも良いでしょう。

そこから、自分に合った方法を模索するなりして、自分流の要領を鍛えていけば良いのではないでしょうか?

暗記力がない

5個目は、「暗記力がない」です。

暗記が苦手な理由には、覚える量が多くて覚えられない、やる気が長続きしないために暗記もできないなど、様々あります。

暗記の方法も、ひたすら書いて覚える、何度もお経のように唱えることで頭に焼き付けるなどありますが、やりやすい方法は人によって違います。

語呂合わせで覚えたり、ストーリー仕立てで覚えるなど、自分にあった方法を見つけることが暗記力を上げるのに効果的と言えるでしょう。

例えば、自分の好きなことはすんなり覚えることができていませんか?

好きなドラマの名シーンだったり、好きな音楽の歌詞などは、頭にすんなり入ってくるでしょう。

それは、「覚えなければ!」と必死になっているからではなく、ただ純粋に「好きだから」覚えられるのです。