他の人が活躍している
これだけ褒められたいと自分で思っているのに、自分はまったく褒めてもらえないのに、なぜか他の人が活躍していて、その人は簡単に評価され褒められるというのも珍しいことではありません。
「褒められやすい人」と、どんなに頑張っても褒められない人というのはなぜか決まっていたりします。
あまりに自分の努力が認めてもらえないと、とても辛くなってしまうものですが、それでもいいこともあります!
縁の下の力持ちの存在ということも?
努力して頑張っていてもななかな目立つことができない、上司や周りから褒めらえるのはいつも他の人・・・と思っている人は、じつは縁の下の力持ちの存在になっています。
縁の下の力持ちというのは、その上に立っている人はもちろんその人の力と助けがあるからこそ、成功をおさめることができているわけですが、縁の下の力持ちの存在の人のほうが目立つということはあまりありません。
どんなにいい働きをしても、褒められるのはいつも上に立って目立っている人のほうです。
いつの間にか自分がそっち側になってしまうと、悔しくて、悲しい気持ちになりますよね。
「自分の助けがあるから、あの人は褒められている!」ということがわかると、なんとしてでも自分が褒められる側の立場になりたいと思ってしまうものです。
縁の下の力持ちさんは、とても優しく気がきく性格ゆえにそうなってしまうのですが、それでも人から自分が褒められたいと思っているなら、一度そこのレールから抜け出す努力をしてみたほうが良いかもしれません。
寂しがり屋
人から褒められたいと思っている人は、とても寂しがり屋な性格であることが多いようです。
よく小さな子供が、母親からたくさん褒められたいがためにお利口にしようとしたりしますが、これと似た原理と言っても過言では無いでしょう。
褒められるということは、そのとき褒めてくれた相手は自分に少なからず好意の気持ちを寄せています。
好意の感情というのは、恋愛ではなくても自分をそのとき認めてくれたことになるので、そこに愛情を感じるものなのです。
そのため、寂しがり屋な性格の人はその愛情欲しさゆえに、他人から褒められたいと思っている人も多いようです。
独りでいることが多い
人から褒められたいと思っている人は寂しがり屋でもあるのですが、そもそも人間関係を築くことがとても苦手で、職場でも孤立しがちだったりします。
そのため社内で独りでいることが多かったりするのです。
自分が独りで寂しい思いをしているときに、周りの同僚たちは楽しそうにみんなでおしゃべりをしていたり、ときに上司からからかわれたりしているのを見ると、とてもいたたまれない思いに駆られることでしょう。
友達が多かったり、上司とも仲が良かったりすれば、それほど評価や褒められることに対しての執着もないものですが、寂しいからこそ仕事面でだけは評価されたいと思ってしまうのです。
また、独りでいるということは自分の仕事についての悩みを話す相手もいませんし、自分の頑張りを認めてくれる仲間もいません。
もしも仲の良い同僚がいたりすれば、共に励ましあったりできるのでそれほど「褒められる」ことに対しての執着もなかったかもしれませんよね。
動物で例えるならば「うさぎ」
寂しがり屋な人のことを動物に例えると「うさぎ」と表現したりしますが、うさぎは寂しいと死んでしまう動物であると言われていたりもします。
そんなに極端に精神的に病んでいたら大問題ですが、それくらい孤独とは人を追い詰めてしまうものだということでしょうね。
「褒められたい」という感情は孤独な人にとってのとても分かりやすい愛情を求めているサインだと思います。
褒められるということは、たとえ友達のように仲が良くなくてもその瞬間は、自分を認めてくれたということになるので、仲良くなることは無理でも自分のほうを向いてほしいということですよね。
寂しがり屋な人の「褒められたい」という感情は他の人が思っているよりも、きっと深い感情なのでしょう。
気分の上下が激しい
人から褒められたいと思っている人の特徴に、気分の浮き沈みが激しいというものがあります。
まさに、上記でご紹介させたいただいたように寂しさからくる情緒不安定な一面の表れかもしれませんよね。
気分の浮き沈みがある人は、とにかく自分のことで精一杯で、大きな不安を日頃から抱えていることが多いので注意が必要です。
こんなとき、誰かがきちんとフォローしてくれたり、そばにいてくれる環境ならば良いのですが、まずは職場のみんなで支えてあげることが望ましいでしょう。
「あなたはよく頑張ってるよ」と一言言葉をかけてあげるだけでも救われるかもしれません。
極端に変わることが多い
気分の浮き沈みが激しい人は、その浮き沈みが極端に突然変わることが多いので周囲はとてもびっくりしてしまいます。
たとえば、さっきまで普通に話をしていたのに、突然号泣してしまった!ということがあったり、それは突然に起こることなので、事前に防ぐことはなかなか難しいのです。
周囲のサポートがあれば望ましいですが、そういうときは情緒不安定になっているときなので、周囲がどれだけサポートをしてあげても、本人が変わらない限りは改善は厳しいでしょう。