相手に感情移入している
人は、相手に感情移入するとその人のことを放っておけなくなります。
だって、まるでもう一人の自分を見ているかのような気持ちになってしまうからです。
映画でもドラマでも、自分と同じ境遇を生きている主人公のものというのは見入ってしまうのではありませんか?それと同様に、相手は自分であり、自分は相手という状態になっています。
これ以上自分自身も寂しい思いをしたくないがために、その相手をこれ以上寂しい思いにさせないようなフォローをすることもあるでしょう。
辛いと感じてしまっている
既にあなたは悲しい出来事や辛いと感じる事態を抜け出すことができているかもしれません。
しかし、その傷跡があなたの心の奥底に眠っていると、どうしても昔の自分と同じような境遇にいる人をみると放っておくことができないんです。
「ああ、あの人はあんなに辛い思いをしているのかもしれない」と相手の身になって、相手の状況を把握できてしまいます。
そしてあなたもまた“辛い”気持ちを感じるんです。
「大丈夫かな?」なんて心配するようになりますよね。
2.同じような経験をしている
ひとつ前の項目でもお伝えしたように、これまでにあなたの身近にいる寂しそうな人がたった今体験していることをこれまでにあなたが経験したことがあるときにも惹かれてしまいます。
あなたが相手なんです。
そして、こんなときはこのように切り抜けていけばいいんだよ、なんて自分自身がこれまでに培ってきた経験でアドバイスをしてしまいたくなることもあります。
寂しそうな人がどうして寂しそうにしているのかその理由を知らなかったときには、相手のことをなんとも感じなかったことでしょう。
しかし、相手がどうしてそのように寂しそうにしているのかを知ってしまったとたんに気になり、あなたの姿とかぶるのであればこれが理由のはずです。
類友のような感覚になる
人ってどうしても自分と似ている人だとか、似ている境遇を生きてきた人、まさに今同じような状況にいる人だと“親近感”を感じるものです。
今あなたは、辛い経験などをしていないかもしれませんが過去にそのような状況になったことがあるだけで、寂しそうにしている人を他人に思うことができず、まるで“類友”のような感覚になってしまうんですよね。
そこで会話が盛り上がって、いつもだったら交流することのないような相手でも、お話が盛り上がることも。
3.相手の気持ちが理解できる
自分自身もそのような経験をしたことがあったり、あなたがとても感受性が豊かな性格をしていることがあれば、相手がどうして寂しい思いをしているのかを理解できてしまうでしょう。
その気持ちを理解することによって、これまたなんだか他人事のように思えないのです。
相手が少しでもそのような悲しい気持ちなどから解放される手段はないのか?と考えて行動してあげたくなったり、何もできないけれどもそっと見守りくなる存在になることもありますね。
あなたも、気になっている“寂しそうな人”の気持ちを理解しているのではありませんか?そのように他人の気持ちを理解できるのは、とても素晴らしいことです。
しかし、人によってはあまり入り込んでほしくないこともあるので相手の状況を見て、近寄るようにしましょう。
辛い、悲しいなどを共感できる
あなたは、映画やドラマなどを見ているときに登場人物たちに同情することはできますか?そのように“共感力”というのは、人間関係をよくする上でとても重要なスキルですよね。