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小さな失敗を成長に繋げるための5個...(続き4)

先にも述べましたが、物事の大きい小さいは個人の価値観によって違いがあり、失敗と言っても、その重大さは、人によって捉え方が違います。

なので、ここでは誰もが割と小さいと思える失敗で、それでいてそこそこ精神的ダメージを受けてしまうような失敗を「小さな失敗」と言うようにしていますが、その小さな失敗とは具体的にどんな性質をもっていて、いかに自分の成長を促してくれるものなのか考えていきたいと思います。

失敗に悪いイメージを持ってはいけない

「失敗」と呼ぶとネガティブな感じを受けます。

でも、失敗とは「経験」の一部だということを理解しましょう。

ここまでお話ししてきた事が理解できるなら、「失敗をした」のは、言い換えると「いい経験をした」と言えます。

経験にもいろいろありますが、「失敗=いい経験」になるんですね。

ただ、失敗しておいて、少しまわりにも迷惑をかけたとして、いきなり「いやー、いい経験させてもらったわ」なんて言うポジティブすぎる反応は控えましょう。

周りからは単なる「ひらきなおり」にしか見えません。

失敗をいい経験と考えることができるようになるには、まずは反省が必要だということをお忘れなく。

大きな失敗はNGだが小さい失敗は進んでするべき

取り返しのつかない失敗の類はそこで人生終りという可能性もあり、この記事では触れないようにしてきました。

もちろん、ある失敗から絶体絶命のピンチを招き、あわや一家心中という崖っぷちから立ち直ったというアンビリーバボーな話はよくテレビでも見たりします。

そこには基本的に失敗を反省して改善策を見つけてこれたからこそ成功につながり、その経験を通して皆人として成長したと思います。

しかし、そこまで大きな失敗がしょっちゅう身に降りかかるのも希ですし、人生でそんな事件は1回か0回で十分でしょう。

ですが、人が成長する為には、その後成功と呼べる人生を送るには、失敗という経験が必要だと言うのなら、小さい失敗は進んでどんどんするべきです。

「進んで」と言っても「わざと」失敗するのではありません。

失敗をしてしまうだろう道を「あえて」選ぶという意味です。

新しい事にチャレンジすれば、経験値が足りないので絶対に失敗します。

そういう失敗、つまりチャレンジをどんどんするべきだと言う話です。

絶対に失敗するとわかっていても、その失敗をしないと経験がつめないのですから、望んで失敗してやればいいのです。

何度も同じ失敗はしないこと

何度も同じ失敗をするのはよくありません。

失敗を反省していない証拠です。

それ自体が大きな失敗だと言えます。

あえて失敗する道を選ぶわけですから、経験した失敗は必ず反省という分析を行い、次はどうすればうまくいくかを考えましょう。

その繰り返しが成功へとつながるんです。

落ち込まずそこから多くを学べば良い

進んで失敗はするべきです。

だから失敗しても「いい経験をした」と落ち込まない事です。

もちろん、ひらきなおるのではなく、そこから多くを学んでやろうという謙虚な姿勢が必要です。

新しいことにチャレンジして一発でうまくいったとします。

経験もないのにそれが成功するってことは、奇跡がおきたんですね。

自分の力じゃない。

つまり、成功には何が必要だったかを学べずに成功しているわけです。

奇跡ってありがたいものですけど、そこから学べるものはなく、次に活かそうと思っても、次も奇跡が起きない限り成功しないという話になります。

だから、神様に奇跡をおこしてもらって近道通るよりも、失敗を重ね、遠回りしてでも成功へ繋げるテクニックを身に着けていく方が100倍自分の為になります。

小さな失敗にはメリットがたくさん

もうお分かりのように、小さな失敗にはメリットがたくさんあります。

ここで、そのメリットにはどんなものがあるのか詳しく紹介したいと思います。