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ありがとうを伝えるべき16個の場面(続き5)

見知らぬ人のしてくれた親切に対して、「すみません」というのは間違っていません。

しかし、ちょっとした気遣いに対しては、謝罪の言葉を口にするのではなく、感謝の言葉を口にするように心がけた方が気持ちよく生活をすることができるはずですよ。

13.間違っていることを指摘してくれたとき

誰かが自分の間違いを指摘してくれたときにも、感謝の言葉を口にすると良いでしょう。

誰かに自分の間違いを指摘されるというのは恥ずかしいものです。

自分のミスを誰にも知られたくなかったという思いから、間違いを指摘してくれた人に対して、つい逆切れしてしまったという人もいるかもしれません。

しかし、自分のミスが大ごとにならないうちにきちんと指摘してくれる人は貴重です。

そんな人が周囲にいるのであれば、間違いを教えてくれたことに対して感謝の言葉を口にしなければいけません。

気づかなければ大問題になっていたようなこともあるかもしれませんから、指摘をもらったときに、相手に対して怒るようなことは控えましょう。

14.素直に気持ちを伝えてくれたとき

素直に自分に気持ちを伝えてくれるような人がいるのなら、その人にはきちんとありがとうという感謝の言葉を口にするようにしてください。

日本人は欧米の文化とは違って、自分の気持ちをストレートに口にすることが少ない傾向があります。

遠回しに言って相手に分かってもらおうという人が少なくないのです。

そうした曖昧に伝える文化の中で、ストレートに感情をぶつけてくれる人というのは、とても貴重ですね。

特に、率直に気持ちを伝えてくれるような人はなかなかいません。

周囲の人が素直に気持ちを伝えてくれたとき、それに対して自分が何をできるか、何をできないかということはひとまず置いておき、相手が気持ちを伝えてくれたというそれに対して、「ありがとう」と言うようにしましょう。

その上で、どうするかは自分次第ということになります。

15.自分のために何かをしてくれたとき

自分のために誰かが何かをしてくれたというようなときには、きちんと相手にありがとうと言う感謝の言葉を伝えるようにしましょう。

自分のために力を使ってくれる誰かがいるというのは、とてもありがたいことです。

人間は助け合いによって生きていると言われることもありますが、人間は誰のことでも助けるわけではありません。

普段から良い人間関係を築いている相手のことしか助けないという人は多いでしょう。

そんな中で、自分のためにきちんと動いてくれたことに対しては、感謝の気持ちを持たなければいけません。

そして、その上で、きちんと相手に対して気持ちを伝えるようにしましょう。

16.いつも一緒にいてくれること

いつも一緒にいてくれる誰かに対して、お礼の言葉を言ったことはありますか。

一緒にいてくれるのが当たり前のように感じてしまい、ありがとうと言う感謝の言葉を口にしたことはないという人も少なくないのではないでしょうか。

いつも一緒にいてくれる誰かは、いつかはいなくなってしまうかもしれない存在です。

一緒にいることで辛い思いをしているということもあるかもしれません。

我慢していることもあるかもしれませんよね。

そんな些細な行き違いを抱えていながらも、ずっと一緒にいてくれるパートナーもいるでしょう。

また、ずっと一緒にいて話しを聞いてくれるような友人が相手かもしれません。

どちらにせよ、自分の周囲にいる人間が、いつまでも自分の傍から離れないと思っているのは危険です。

一緒にいて、今までずっと離れないでいてくれたことが奇跡のようなものだと考えれば、自然と感謝を口にすることになるのではないでしょうか。

感謝の言葉は忘れないようにしよう!

いかがでしたか?

口に出して感謝の言葉を言うのは恥ずかしいと感じる人も多いかもしれません。

しかし人間同士のやり取りにおいて、一番重要なのは、言葉できちんとコミュニケーションをとるということなのではないでしょうか。

感謝をしていたとしても、それをきちんと言葉にしなければ伝わりません。

逆に、相手がしてくれた些細なことに対しても、きちんと感謝の言葉を口にすることができる人の周りには、たくさんの人が集まってくるでしょう。