接客業をする人が皆こういうタイプだったら平和ですね。
あまり人の笑顔に魅力を感じない人が接客業につくと、業務やクレーマー対応などに忙殺されて やる気を失ってしまう可能性 があります。
自分の笑顔は顔面に貼り付けたように凝り固まるばかりで、心の動きなど少しもありません。
それでも、徐々に不満や疲労は蓄積されていくので、いつかプチッとくるときがやってくるでしょう。
仕事である以上、何かしらの苦労はつきもので、具体的に想像してなお、人の笑顔があれば乗り切れそうだと考えられるかどうかが職業選びのポイントとなるからです。
もし「たしかにそれはしんどいなぁ」と思うのであれば、優先事項は人の笑顔よりも、自分のペースで仕事ができること、マニュアルがしっかりしていること、などかもしれません。
人の笑顔で笑顔になれる、つまり精神的に回復できる人なら、忙しい日々の中でも喜びを感じて続けられるはずです。
人の笑顔が好きな人に合った仕事選びのポイント
ここまで読んでみて、どうも自分は 人の笑顔を見ることが最優先 のようだと思ったのであれば、どんな仕事を選ぶべきかを掘り下げてみましょう。
選択肢は接客業が中心になると思いますが、接客業といっても範囲が広すぎるので、絞り込む必要があります。
そのポイントをご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
笑顔を直接見ることができる
冒頭でも記載したように、全ての仕事はどこかで誰かの笑顔につながっています。
しかし、間接的すぎると人の笑顔を見るのが好きな人にとっては 物足りなく感じられてしまう でしょう。
お客さんと接して、その場で笑顔を見られる仕事をおすすめします。
顧客開拓型よりも不特定多数の客を待つタイプ
お客さんと直接接する仕事でも、 顧客開拓型は言ってみれば営業マンのような仕事 です。
先方へ出向いて顧客になってくれる可能性を見出し、提案をすることで発注を獲得します。
この場合、先方が笑顔になってくれるのは納品後ですから、時間がかかってしまうことに不満を抱きやすいです。
場合によっては営業から現場へバトンタッチするため、納品後の笑顔を見れないかもしれません。
一方、店舗などの不特定多数のお客さんを待つタイプの接客業であれば、その場の売り買い、もしくはサービスの提供の直後で笑顔を見ることができるでしょう。
出会う人の数も多いため、笑顔や感謝をもらえる頻度も高くなります。
笑顔になること前提の相手がお客さんならベスト
人は何かを買ったりサービスを受けようと思うとき「生きるため」「必要に迫られて」「欲望を満たすため」「贅沢のため」など、目的はそれぞれ異なっています。
「生きるため」は衣食住。
食べたい食べたくないに関わらず最低限の栄養を摂取するための食事、眠るための場所の確保などです。
「必要に迫られて」は個人的には不要であるものの、仕事で使うツールなどの揃えなければならないもの。
「欲望を満たすため」は取り立てて必要ではないけれど、精神を良好に保つために発散するもの。
おしゃれな服や居酒屋での飲食などです。
「贅沢のため」は、頑張ったご褒美に旅行やレストランでの食事をするといった、日常のワンランク上のものを求めることです。
これらを求める人々は、普段よりちょっと幸せを味わいたいと思っているので笑顔になりやすいです。
その他、社会奉仕や人の悩みを解消する手助けをする仕事も、利用者に喜ばれやすい傾向にあります。
人の笑顔が好きな人に向いている仕事14選
仕事選びのポイントをザックリ掴んだところで、具体的な職業を見ながら向き不向きを検討してみましょう。