そうして送り出した2人のこれから先の幸せを願う自分もまた笑顔になっているはずです。
9.美容師
美容師は髪を切ることだけが仕事ではありません。
お客さんを外見も内面も変身させてしまうほどの力を持つお仕事です。
美容院に来るお客さんたちは「髪が伸びたから切りにきた」のではなく「綺麗になりたい」「可愛くなりたい」という願望を持っていて、理想の自分に近づこうとしています。
伸びた髪を切るだけなら、ひとまとめにしてハサミを入れれば良いだけですからね。
その願望を叶えてあげることで、外見を変えるのはもちろん、内面から自信を持った笑顔を与えることができます。
1人ずつとの時間が多い
美容師は担当するお客さんと接する時間が、その他の接客業務と比べると格段に長いです。
カットだけでも1時間くらいになりますし、カラーも含めれば2時間以上なんてこともあります。
他の仕事で人とここまで話ができるのはカウンセラーくらいでしょう。
これだけ話をしていると、お客さんの好みの話題や趣味などが何となくは分かってきて、より個別の接客が可能になります。
そして、美容師ならではのヘアケアのアドバイスや、ヘアアレンジのレクチャーを求められることもあります。
人と関わることが好きな人にこそなってもらいたい職業です。
指名される喜びもある
カットやカラーの腕が良くても、接客が十分でないと指名には至らないことがあります。
何故かお説教モードでアドバイスを一方的に繰り広げる美容師や、要望を十分に聞かずにカットしてしまう美容師などは次の予約をもらえないでしょう。
お客さんそれぞれに合わせた丁寧な積極まで心がけた上で、次回予約時に指名してもらえると、認められた喜びがあります。
10.エステティシャン・整体師
エステや整体に来る人は何らかの悩みを解決したいと思っています。
痩せたい、肌を綺麗にしたい、肩こりがえげつない、などの悩みです。
これらを改善してあげられるエステティシャンや整体師は、悩みを持つ人にとっての救世主。
満足のいく施術を受けられれば、身も心もハッピーになって、明日からもまた頑張れる気がしてくるものです。
すっきりした笑顔を見れる
エステも整体も、目的はそれぞれですが、お客さんを解きほぐすということでは同じです。
それによって得られるリラックス感は極上で、疲れやすい現代人にはなくてはならない存在になりつつあります。
施術後はすっきりして、お客さんは自然と笑顔が溢れてくるでしょう。
親しい人にしか見せないような、穏やかな笑顔を見られる仕事といえます。
11.芸人
笑顔を見られる仕事を述べる上で欠かせないのは芸人という仕事です。
漫才、コント、手品、喜劇、落語に漫談、モノマネなど多種多様な芸があります。
センスが問われる世界ですから、それでご飯を食べていけるまでは険しい道のりではあるものの、生みだす笑いの爆発力は他に類をみません。
笑顔を作るプロ
人の笑顔を見られる仕事も、そのほとんどは、仕事の上での“副産物”としての笑顔ですが、芸人は笑顔を生み出すことこそが仕事です。
つまり、笑いを生まなければお金にもなりません。
このシビアな世界で笑顔を生み出し続けるのは本当に大変だと思いますが、その分、見える世界も一線を画すものがあるでしょう。
お客さんとの距離が近い
芸人の舞台はお客さんとの距離が近いです。
漫才でも落語でも、最前列のお客さんならかなり間近で見ることができます。
それだけ近いですから、芸を披露している最中もお客さんの顔はよく見えてしまうわけです。