6.植物を育てている
質の良い暮らしを送っている人がやっている習慣の6つ目は「植物を育てている」です。
生活にゆとりのない人。
あるいは余裕のない人にとって植物は全く関心のないものとなります。
植物にお金をかけるぐらいなら、自分たちの日々の暮らしに回すのが普通でしょう。
毎月の生活費にアップアップしているのに、何の足しにもならない植物にお金をかけるなんて、愚の骨頂、というわけです。
まあ、失礼な言い方かも分かりませんが、植物に全く興味も関心も示されない方に質の良い暮らしの定義を説いても仕方ないでしょう。
実は植物は私たちの暮らしに非常に大きな影響を与えてくれる存在なのです。
植物を頭ごなしに却下される方には申し訳ないですが、自己満足の自分の暮らしをベストだと思っていただくより他はないでしょう。
部屋のオシャレ感もアップ
植物には摩訶不思議なパワーが秘められています。
かと言って、それらが科学的に実証されているものではありません。
しかしながら、昔から植物を暮らしや生活の一部に取り入れていらっしゃる方の満足度を推し量るに、それがない殺風景な暮らしの人とは雲泥の差があるくらいの気品の高さを感じられます。
植物はものを申しません。
ただ、緑や花の綺麗な色を私たちに提供してくれているだけです。
ところがこれが人間の秘められた才能や能力を開花させてくれるかのようなパワーを秘めているのです。
昔から風水においても植物は運気アップを司る幸運のシンボルとして取り上げられています。
また室内や東側の方角に観葉植物を飾ったりするのも、「気」の流れを向上させる取り組みとして広く定着しています。
銭の咲く花、というイメージに基づいて玄関先に植物を飾る家庭も少なくありません。
またベランダや室内の窓際などに綺麗に咲いた可愛い花を飾って部屋のオシャレ感をアップさせていらっしゃる方も多いです。
要は気持ちの問題なのですが、花を愛でる気持ちがあるのとないのとでは、暮らしにおける質感のアップ度が違ってくるのは疑いようがないでしょう。
7.ゆっくりできる空間がある
質の良い暮らしを送っている人がやっている習慣の7つ目は「ゆっくりできる空間がある」です。
お家の中にゆっくりできる空間を作っているかどうかでその人の「文化度」というものが推し量れそうです。
ゆっくりでき空間とはくつろぎの空間でありゆとりのある空間です。
ギスギスしたり、ものが散乱して散らかった部屋で、果たして人間は質の良い暮らしを行えるでしょうか?答えは「ノー」でしょう。
人間が快適で心地よい生活を感じる空間は整理整頓がされていて綺麗に片付いている部屋です。
決してどこに何があるのかわからないような部屋ではないはずなのです。
ゆっくりした空間を確保しているかいないかで、その人の行動様式が大きく影響されるのであれば、やはりそういった空間をきちんと作り努力をやっておきたいところです。
部屋を広く見せるために幅を多く取る
ゆっくりした空間とはつまり「部屋を広く見せる工夫」という事になるでしょう。
日本の住宅事情を考えれば20畳や30畳の部屋をいくつも抱えることは不可能に近いです。
そういった物理的な広さが難しいとなったら、今ある部屋をいかにして広く見せるかの工夫を凝らす事が大切なのです。
部屋の中に余計なものを乱雑に配置したり床にものを散乱させたりしていては、いつまでたっても部屋を広く見せる事は出来なくなるのです。
そこが住んでいる人間の「文化度」となって差が現れる、という事なのですよね。
先程、ご紹介いたしました「植物」も部屋をスッキリ見せるのに大きな役割を担ってくれます。
また、部屋の両サイドを出来るだけ広く見せるように幅をもたせた家具の配置も、ゆっくりとした空間の演出を際立てます。
どれもこれも結局、そこに住む人間の選択なのです。
その人に人間としての質の高さが備わっていれば、お部屋の中も自然と質の良い空間になる、という事なのですよね。