そうした自分でパターン化を決めている人の中には、お寿司屋さんに食べにいった時に、食べるものの順番を決めているという人もいるでしょう。
例えば最初は軽めに玉子を食べて、それからメインのマグロやサーモンを食べ、最後は必ずかんぴょう巻きでしめる、と決めている人の場合、毎回同じ順番で食べようとします。
それが悪いことはありませんが、自分が決めたメニューが切れている場合には、一気に気持ちや食欲が萎えてしまうこともあります。
食後は必ずお茶を飲む
食後は必ずお茶を飲むことにこだわりがある人は、何を食べた時でも最後は必ずお茶でしめようとします。
それがフランス料理やイタリア料理だとしても、食後にはコンビニでお茶を買ったり、家に帰ってからお茶を飲んだりします。
食後にお茶を飲むことが習慣化している人は、食後にお茶を飲まなければ、何となくいつまでも口の中が気持ち悪く感じられることがあります。
実際には何もなくても、気持ち的に不快感を覚えてしまうため、どうしてもお茶を飲みたくなってしまうでしょう。
歯ブラシは1か月で交換する
「歯ブラシは1か月で必ず交換する!」と自分でこだわっている人は、1か月が近づいてくると、段々と歯ブラシの磨き心地が悪くなってきたり、歯を磨いてもスッキリしなくなってきたりすることが多いです。
実際にはまだまだ歯ブラシは使える状態であっても、自分のこだわりのために、どうしても新しいものを交換しなければ気が済まなくなるでしょう。
そして1か月が過ぎてしまうと、もう同じ歯ブラシを使うことに抵抗を覚えてしまうこともあります。
誰に対しても自分から先に挨拶をする
誰に対しても、必ず自分から先に挨拶をすると心がけている人は、学校や会社で前から歩いてくる人に気付いた時には、必ず自分から「おはようございます」「お疲れ様です」と声をかけようとします。
相手と目が合えば、相手が口を開く前にこちらから挨拶をしようとしますし、まだ距離があっても小走りに近づきながらはやり自分から挨拶しようとします。
進んで挨拶ができるのは素晴らしいことですが、あまり「先に挨拶をする」ことにこだわり過ぎてしまうと、相手に先に挨拶された時には、それで「負けた」と感じたり、不要なストレスを感じてしまったりすることもあるでしょう。
毎朝何両目の電車に乗るか決めている
毎朝通勤や通学時に、決まった電車の車両に乗ることってありませんか?無意識にいつも同じ車両に乗る人もいれば、「この場所が降りる時に都合がいいから」と考えて決まった車両に乗っている人もいます。
毎朝電車に乗っていると、気付けばいつも同じ顔触れを見ることがありますが、それはあなた自身も、そして同乗者もいつも同じ車両に乗っているからでしょう。
同じ車両に乗るこだわりを持っている人は案外多いため、「あの人いつも見るなぁ」と思うこともよくあるかもしれませんね。
翌日着る服を用意して寝る
翌日の準備をしてからでないと落ち着いて寝られない、という人もいます。
この手の人は子どもの頃から同じような習慣を持っていることが多いです。
子どもの頃に、翌日の学校の準備をきちんとしてから寝ていた人は、社会人になってからも前日に全ての準備を終わらせようとします。
着替えに関しても同じで、寝る前に枕元に、翌日着る服を用意してから寝ます。
そのため朝は直ぐに着替えられて、朝の時間を無駄にすることもなくさっさと行動できます。
だからこそ、1日でも翌日の準備を怠ってしまうと、翌朝には必要以上に大慌てしてしまうこともよくあります。
あなたにもこれだけは譲れないこと・ものありませんか?
誰にでも一つは「これだけは譲れない」と思うものがあります。