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譲れないこだわり25選。これだけは...(続き7)

「友達は家族のように大切な存在」という価値観を持っている人は、その価値観に基づいて友達を大切にし、友達が困っていればまるで家族に接するように手を差し伸べようとするでしょう。

一方で、「友達とは自分の経験値を稼ぐための道具に過ぎない」と考えている人は、どれだけたくさん友達を作ったとしても、一人ひとりと深い関係を築こうとはしないでしょう。

価値観は一見目に見えないものですが、人の言動や行動を見ていれば、その人がどんな価値観を持っているのかを推測することはできます。

そして推測した内容が、すなわちその人のこだわりの部分であることも多いのです。

無意識の癖

最初は無意識から始まった行動がいつの間にか自分の癖になり、それが習慣化されてこだわりになることも多いです。

毎朝起きたらまず顔を洗って歯を磨き、それから朝食を摂るという行動をルーティンしている人は、自分では何気なく、意識せずにその行動をとっていることでしょう。

しかし実際にはそのルーティンはその人に習慣化されているため、いつも通りの行動以外の行動を取ろうとはしません。

もし寝坊してしまったら、ろくに歯も磨かず、朝食も摂れないまま家を出ることになりますので、その後の行動もスムーズにいかなかったり、思いもよらないトラブルを起こしてしまったりするリスクが普段以上に高まりやすくなります。

「いつも通り」の行動を、「いつも通り」に取らないだけでも、人は違和感を覚えます。

その違和感を覚えた時点で、もう無意識の癖は自分にとっては立派なこだわりになってしまっていると言えるでしょう。

譲れないこと・ものがあることはいいこと

譲れないことやものがあると、その譲れないことをベースにして毎日の習慣や行動を決定することも多いです。

しかし、あまり自分の譲れないものにこだわり過ぎてしまうと、そのせいでトラブルを引き起こしたり、ストレスを感じてしまったりすることもあります。

そのため、こだわりもほどほどに抑えることが必要ですが、まったく譲れないものがなさすぎるのも、行動に一貫性がなくなってしまいます。

譲れないものやことがある人は、「これだけは」と思うものを心に持っているため、一貫性があり芯が通っていることも多いです。

そう考えれば、譲れないものがないよりは、あった方が自分のためにもなりますので、既に譲れないものがある人は、それを大切に日々の行動を心がけていきましょう。