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自己紹介の項目10個。シーン別に紹...(続き3)

もし失敗談があったとしても、その失敗からどう立ち上がって成果へと繋げていったのかを短いストーリーとして仕立てることができれば、最終的にはポジティブな印象を面接官に与えることができます。

ただしポジティブだからといって、嘘や話を誇張しても良いというわけではありません。

事実は事実として、不必要に誇張することなく、自分の気持ちや考え方などの部分でポジティブな面を紹介するようにしましょう。

家族や友人との関係性についても紹介

仕事などの面接の場では、自己紹介の内容はもっぱら自分1人だけの話題になります。

スポーツの大会で成績を残したとか、学校行事で自分が実行委員としてどれだけ頑張ったとか、そうした自分の武勇伝を語ることが多いでしょう。

しかし、自分1人の話題だけでなく、家族や友人との関係性についても少し触れておくようにしましょう。

家族や友人とどんな風に過ごしているのかを話題にすることで、面接官に「この人は育った家庭環境が良いんだな」「友人が多いということは、人とのコミュニケーションは上手いんだな」といった人間関係や社会生活を送る上での好印象を与えることができます。

会社では個人としての仕事だけでなく、会社という1つの組織の中で人間関係を上手く構築しなければなりません。

いくら実力があっても協調性のない人は会社では上手くやっていけませんので、周囲との人間関係が構築できるかどうかも面接での判断基準になることがあります。

そこを上手くアピールできれば、面接官への自己紹介も良い結果に繋がりやすくなります。

失敗を成功の糧にした体験談を紹介する

会社に入れば誰でも一度は仕事で失敗をすることがあります。

そこで重要視されるのは、失敗からどのように立ち直り、新しく結果を出していくかということです。

失敗して落ち込んだままでは、その失敗も無駄になってしまいますし、失敗したことが原因で、会社でやっていけなくなってしまう人もいます。

会社としては、失敗して落ち込んだままの人よりも、そこから立ち直って新しく結果を出す人を雇いたいと思うものですよね。

そんな会社側の気持ちを考えて、面接などの自己紹介時にはあえて自分の失敗談を話題に取り入れるのもいいかもしれません。

失敗談を失敗のまま終わらせるのではなく、そこから成功の糧にした経験のある人は、それをショートストーリーに仕立てて自己アピールをしましょう。

例え失敗をしても、自分がそこで終わる人間ではないことを面接官に伝えることができれば、好印象を持ってもらえるかもしれません。

出会いを一期一会にしないために重要な自己紹介!

出会いは一期一会だとよく言われますが、一期一会のままで終わらせてしまうと、そこで折角の出会いも縁も切れてしまいます。

一期一会を大切にして、さらにそこから出会いの縁を繋げていくことで、いつまでも長く良い人間関係を築いていくこともできるでしょう。

「この場だけだから」という気持ちで自己紹介をすると、相手に自分を印象付けようという気持ちが生まれにくくなってしまいます。

また、相手にも適当な態度が伝わってしまうため、こちらの自己紹介を聞き流されてしまうこともあります。

「この出会いから関係を長く続けていきたい」という気持ちを持つことで、自己紹介にもより感情がこもりますし、相手の関心を引くこともできるようになるでしょう。

自己紹介をするときには、そうした一期一会だけで済ませようとしない気持ちを持つことが大切なのです。

自己紹介は自分の魅力を伝えるために重要

自分の魅力を一番上手く伝えられる人は誰ですか?それは他でもないあなた自身です。

あなた自身が、一番自分の良い部分を知っているはずですので、それを自己紹介の中で伝えることで、相手に自分の魅力を伝えることができます。

言い換えれば、自己紹介とは自分の魅力を手っ取り早く伝えるために重要な方法であり、また貴重な機会でもあります。

「恥ずかしいから」「自信あり気に話すことに抵抗があるから」とまごついていると、折角自分の魅力を伝えるまたとない機会を逃してしまいます。

むしろ、自己紹介ほど堂々と自分の魅力を伝えられる場というのはそうありません。

当たり前のように皆が自分に注目をして、話を聞いてくれる場ですので、その機会の重要さをしっかりと理解して、できるだけ自分の魅力が伝わるような自己紹介をしましょう。

魅力が伝わらなければその後の関係は築けない

例えば新学期に、新しいクラスメイトたちが1人ひとり自己紹介をしていく中で、自分の印象に残る人というのは何人程度いましたか?思い浮かべてみても、きっと数えるほどしかいないことでしょう。

しかし、反対に考えればあなたの印象に残っている人というのは、きっとそれだけ人の印象に残るような強烈な自己紹介をしているはずです。

例えば遅刻してきたその足で自己紹介をしたり、一際大声で元気よく自己紹介をしたり、もしくは周りと一風異なった自己紹介の内容だったりするかもしれません。

自己紹介によって印象の良し悪しは変わりますが、少なくとも自分の魅力が上手く聞く人に伝われば、その人の中では自分の自己紹介というのは印象に残るはずです。

そしてそれをきっかけにして、その後の友人関係を築いていくこともできます。

とくに自分の魅力を好印象で相手に伝えることができれば、知り合った当初から親しい関係を築いていくこともできるでしょう。