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自己紹介の項目10個。シーン別に紹...(続き5)

自己紹介を上手く行えるようになるためには、どんな自己紹介をすると悪い印象になってしまうのか、また自己紹介をする時の注意点などもしっかりと把握しておきましょう。

相手の目をしっかり見ること

自己紹介では、相手の目をしっかりと見ながら話すことが重要です。

大人数の前で話す時には、誰に視線を合わせればいいのか分かりませんので、まんべんなく全体を見回しながら話すと良いでしょう。

一対一で自己紹介をし合う際には、相手の自己紹介を聞くときも、自分が話すときにも、しっかりと相手の目を見るようにしましょう。

もし相手が気まずそうに視線を逸らす場合には、目を見て会話をすることに慣れていないか、苦手な可能性がありますので、その場合にはあまり見つめすぎずに、適度に視線を目から外しながら話してあげると良いでしょう。

時折視線を合わせながらも、それ以外は相手の鼻や顔全体を見るようにして話すことで、相手もいくらか気持ちを落ち着けることができます。

相手がしっかりと目を見つめてくる場合には、こちらも視線を逸らすことなく、合わせたままで自己紹介を心がけましょう。

自分を誇大に紹介しないこと

自己紹介では、いかに自分を魅力的に見せるかが重要になります。

とはいえ、あまりにも自分を魅力的に見せようとして、つい誇大に紹介してしまったり、自画自賛が過ぎてしまったりすると、反対に「うぬぼれやで面倒なタイプだ」と思われてしまいかねません。

事実としてスポーツ大会で賞を獲ったのなら、それまでの努力や自分の意思の強さを紹介するのは良いでしょう。

しかし、「賞が獲れたのは自分の才能故だ」「賞を獲れるほど自分は優れた人間だ」と自分を持ち上げ過ぎてしまうと、実際に賞を獲ったこと以上に人間性を疑問視されて、せっかくの一期一会の縁もそこで途絶えてしまいかねません。

自分が積み重ねてきたことに対しては、しっかりと自信を持って自己紹介することが大切ですが、必要以上に自分を過大評価したり、誇大に紹介したりしないように気を付けましょう。

ただでさえ日本人には、謙虚な姿勢でいることを美徳と捉える人が多いです。

堂々と自信満々な発言をするだけでも、場合によっては反感を買ってしまうことがありますので、誇大な自己紹介にならないようにしっかりと内容を考えた上で発言しましょう。

自慢や成功話は控え目に

自己紹介では、事実として自分が作った功績について紹介するのは良いですが、度が過ぎてそれが自慢話になってしまわないように気をつけましょう。

実際に功績を残したという時点で自己紹介としては好印象になりますので、それ以上余計な自慢話を付け加える必要はありません。

「〇〇をやり遂げました」と伝えるならば問題はありませんが、「私の素晴らしい采配によって〇〇をやり遂げられました」と伝えてしまうと、自画自賛が過ぎてしまい、周囲からは反感を持たれてしまう可能性もあります。

自分のやり遂げたことは、堂々と自信を持って紹介するべきですが、そこに自慢話を付け加えないように気をつけて自己紹介をしましょう。

また、成功話がたくさんある場合でも、あまり成功話ばかりしているとうぬぼれ屋だと思われてしまうかもしれません。

すると第一印象が悪くなってしまいますので、自慢や成功話は控え目にしておきましょう。

それでももし、どうしても自慢話が混じってしまう場合には、それ以上に自分がたくさんの友人に恵まれていることや、友人たちのお蔭で今の自分があることなど、感謝の気持ちを自己紹介の内容に含めれば、うぬぼれ屋の印象を和らげることができます。

滑舌よく適度なスピードで話す

自己紹介をするときには、活舌よく適度なスピードで話すことが大切です。

緊張するとつい早口になってしまう人は多く、また自分では早口で喋ってしまっていることに中々気付けませんよね。

せっかく自己紹介の内容が良いものでも、早口で話されると何を言っているのか周りは聞き取り辛かったり、せっかちな印象になってしまったりしますので、ハキハキと適度なスピードで話すように心がけましょう。

また、反対にゆっくり話過ぎても自己紹介の時間が足りなくなってしまったり、テキパキと自己紹介を済ませる場面では相手にストレスを与えてしまったりします。

人前での自己紹介は長くても2分~3分以内で収めることが多いため、予め自己紹介の時間が分かっている場合には時間を計りながら練習しておくと良いでしょう。

事前に自己紹介の項目を考えておこう

自己紹介ではシーンごとに話す内容を変え、また相手に分かりやすく、関心を引くような魅力的な内容にすることが重要です。

それをぶっつけ本番でできてしまうタイプの人もいますが、大抵はいきなり上手な自己紹介をすることは難しいですよね。

だからこそ、自己紹介では事前にどんな内容を話すのかを考えておくことが大切です。

シーンごとに、自分がどんな自己紹介をすべきか、項目を考えて、自分なりに練習をしてから本番に臨みましょう!