「山ガール」「釣りガール」「キャンプガール」などという言葉がありますが、最近は「御朱印ガール」というのが流行っているのをご存知でしょうか?
御朱印巡り、御朱印帳などという言葉を聞いたことがあるかと思いますが、今回はこの御朱印にはまっている御朱印ガールの6個の特徴についてをご紹介していきたいと思います!
さらに、「御朱印集めの何が楽しいの?」といまいち御朱印の魅力が分からないという人のために、御朱印の魅力についても詳しく解説していきます。
御朱印ブームがジワジワ来ている!
御朱印集めといえば、昔はどちらかといえば年配の方が好むイメージだったと思いますが、現代では「御朱印ガール」という言葉があるように、若い世代の人からも人気があります。
そして、女性が好む傾向があるようですが、その理由が気になりますよね!
御朱印を集めて若い女の子たちは一体なにが楽しいのか?その魅力について追求していきたいと思います。
御朱印とは?
御朱印とはそもそもどんなものなのか?ご存知ない方もいるかと思います。
御朱印とは、日本にある寺院や神社で押印される印象のことをいいます。
寺院や神社に行く人の目的といえば、「参拝」をすることが主な目的の人が多いと思いますが、寺院や神社で参拝してくれた人向けに押印される印章のことを御朱印といいます。
御朱印はそれぞれの寺院や神社によって違うため、それらを楽しむための目的で御朱印集めをする人もいると思います。
本来は写経を奉納した証し
現在は、デザインが魅力的というものだったり、寺院や神社に行くという風流な習慣を好み御朱印集めをしている人がいたりしますが、本来は写経を奉納した証しとして御朱印を押印してもらっていたという謂れがあります。
そのため、最近は御朱印ブームもあり、写経もせずにただ参拝しただけで御朱印をもらう人が多いことに「マナー違反」であると言っている人もいるそうです。
現在でも、納経(写経の奉納や読経)をしないと朱印がもらえない寺院も実際にあるそうですので、その寺院の考え方によってなのでしょうね。
しかし、歴史的にみると遅くとも江戸時代中期のころには、多くの寺社で参拝をしただけで御朱印をもらえるようになったそうです。
寺院や神社に人が集まり、神様に手を合わせることに良い意味があるので頑なな謂れよりも、人の情緒や心を大切にしたいといい快く御朱印を下さる神主さんのほうが現代でも多いようです。
何時代から始まった?
御朱印の歴史はとても古く、室町時代の末期から江戸時代初期頃には存在していたそうです!
その頃は、まさしく寺社に写経を納めた人のために受付印として御朱印を渡していたそうです。
昔の人はおそらく写経を当たり前のようにやっていたのでしょうね。
その証に、現在では朱印の右上に「奉拝」と書くことが多いそうですが、その当時は「奉納大乗経典」という文字が書かれていたそうです。
もちろん現代でも、きちんと写経をしてから御朱印をいただく人もいると思うので、古くからの習わしと神様への心得を大切にしている人は本当に尊敬してしまいますよね。
どこでもらえるの?
御朱印をいざもらうときに、どこでどんな流れでもらえば良いのか分からないという人もいるかと思います。
詳しい流れについてご紹介していきます。
まず、当然ですが御朱印を押してもらうための御朱印帳を用意していきましょう!
実はこの御朱印帳には様々なデザインのものがあり、御朱印ガールが御朱印集めに夢中になったきっかけでもあります。
自分で用意していかなくても、御朱印帳を寺社で購入することもできます。
そして神社仏閣へ行き、最初に参拝をします。
スタンプラリー感覚で訪れるマナー違反の人もいるようですが、最低限参拝だけはしっかりとしましょう。
そして、参拝後に社務所、授与所、寺務所、納経所へ行って、御朱印をもらいましょう。
寺院・神社によっては、朱印所が別にあるところもありますので、その際には朱印所へ行ってくださいね。
稀に無人の寺院もありますが、その場合は参拝者が自分で押せるように場所を設置しているところが多いのでその場合は自分で押しましょう。
何が書いてあるの?
では、そこまでみんなが集めたくなってしまう御朱印には一体どんなことが書いてあるのか?気になりますよね。
それはその寺院・神社によっても異なりますが、たとえば現在は僧侶や宮司さんが寺社名や参拝日を墨書きし、朱印を押したものが一般的となっています。
中には寺社名・神仏名・参拝日以外にも「奉拝」などの文字を書いてくださるところも多いそうです。