兄嫁のほうは基本的に、嫁いできた立場でもあるので小姑や姑など旦那側の親戚全体に気を遣っている状態です。
そのため、どちらかといえば関係の主導権は小姑側にあるため、小姑がもっと兄嫁と仲良くなりたいのか、それともあまり関わりたくないのか、それによって対応が変わってくるでしょう。
兄嫁ともっと仲良くなりたいパターン
兄嫁のことが人間的に好きで、兄嫁ともっと仲良くなりたいと思っている小姑は、まずは少しずつ兄嫁と距離を縮めていくことから始めてみましょう。
兄嫁も嫁いできたばかりは、まだこちらの親族への警戒心が強く、とても気を遣っている状態です。
そんなタイミングで一気に距離を縮めようとしても、兄嫁のほうから逆に敬遠されてしまう可能性が高いので、兄嫁が結婚後の生活に慣れてきたら少しずつ会話の数を増やしていき、最終的には個人のライン交換などができたらベストだと思います。
兄嫁にとって、自分の旦那の実の妹でもあるので最初は戸惑うことが多いと思いますので、小姑のほうから積極的に誘いかけ、「私はずっと姉がほしかったので、兄嫁と仲良くなりたい」と素直に気持ちを伝えてみると良いでしょう。
そんな可愛らしい小姑の言葉に、兄嫁も温かい気持ちになるはずです。
また、妹らしく兄嫁に相談事などをしてみても良いかもしれません。
「自分を頼りにしてくれている」ということが好感へと繋がる場合もあります。
あくまで小姑という立場ではなく、兄嫁にとっての「義理の妹」という立場を利用してみるときっと可愛がってもらえることでしょう。
兄嫁とあまり関わりたくないパターン
小姑のタイプによっては、兄嫁とあまり関わりたくないと思っている人もいることでしょう。
たとえば、もとから友達付き合いもあまり好きではなく、人間関係を築いていくのが億劫な人もなかにはいますよね。
そんな人にとっては、親戚であっても深入りして付き合うこと自体が面倒くさいはずです。
その場合、いくら自分のお兄ちゃんが結婚をしたからといって、その兄嫁と積極的に自分から仲良くしようとは思いません。
さらに、もしも人付き合いが億劫じゃなくても、女同士ですから相性というものがあります。
「もしも同級生にいたら、絶対に友達になっていないタイプ」が兄嫁だった場合、自ら好んで仲良くなろうとはしないでしょう。
女同士だからこそ相性はとても大切で、そこで好き嫌いがハッキリと別れてしまうので、あとからよっぽど兄嫁の好感度が上がらない限りは、一定の距離を保つのがこのタイプでしょう。
兄嫁と良好な関係を築くための13個の付き合い方
いくら自分が小姑だからといって、兄嫁のことを邪険にしたり、知らんぷりはできませんよね。
自分のお兄ちゃんとは戸籍上で切っても切れない縁で結ばれていますし、その嫁となる兄嫁とも同様に婚姻関係が続く限りは親族関係になるのです。
せっかく親族になったのですから、仲が悪いよりも良好な関係を築いたほうが双方ともいろいろな場面で気持ちが楽ではあると思います。
こちらでは、そんな兄嫁と良好な関係を築くために必要な付き合い方についてをまとめていきたいと思います。
兄嫁ともっと仲良くなりたい場合
「兄嫁と本当はもっと仲良くなりたいのにどう接したら良いのか分からない」と悩んでいる小姑はわりと多くいるはずです。
学校で知り合った新しい友人でもなく、職場の先輩でもない兄嫁は、実際に血の繋がりはないのに「姉」になってしまい、「姉」なのに兄と結婚してから知り合った人で元は赤の他人です。
この関係性と血縁関係とのギャップがより兄嫁との接し方を悩ませてしまっているのでしょうね。
でもご安心ください。
どんな兄嫁でも、小姑の対応次第ではきちんと仲良くなることができます。
まずは小姑の心がけ次第ですので、こちらで詳しく解説していきますね。
自分から心を開く
これは対象者が兄嫁に限らず、仲良くなりたい相手がいる場合の人間関係の鉄則でもありますが、自分から先に相手に心を開くことがとても大切です。
自分が心を開かないことには、相手のほうもいつまでたっても警戒したままです。
まずは自分が先に、兄嫁に心を開いてあげて、少しずつ兄嫁のことも知っていくようにしましょう。
心を開くというのは、ありのままの自分を見せるということではありますが、必ずしも自分のすべてを相手に打ち明けなくてはいけないわけではありません。
相手が気を遣わなくてもいいように、少しだけ砕いた話をして笑わせてみたり、自分の悩み事などを相談してみるのも良いでしょう。
相談事を小姑から兄嫁にされることで、「自分のことを信頼してくれている」と兄嫁は理解するので、そこから仲がより一層深まるはずです。
挨拶やお礼を欠かさない
兄嫁と顔を合わせる機会は、親戚ならば何度でもあるはずです。