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同居人とは?同棲との違いや、同居人...(続き2)

1人で食べる寂しさから解放されるというのも、同居人がいることのメリットかもしれませんね。

急病になっても助けてもらえる

1人暮らしで怖いのは、自分が突然具合が悪くなったり、急病で動けず一刻も争う…というときに誰も助けてくれる人がそばにいないことです。

1人で生活をするというのは、自分の身の危険もすべて自分1人でなんとかしなくてはいけないので、病気のときは特に注意が必要です。

これがもしも同居人がいれば、突然の体調不良でもしっかりと看病をしてくれたり、急病の場合は迅速に救急車を呼んでくれたりと、いろいろと対応をしてくれるものです。

自分のことは自分でなんとかできると思い込んでいる人でも、1人暮らしをしていると風邪を引いたときにふと故郷の実家が恋しくなったりするものですよね。

病気とは人を気弱にさせるものなので、そんなとき誰かがそばにいるというだけでとても安心できるものです。

孤独死を避けられる

近年の日本では、孤独死が増えている傾向にあります。

それは、高齢化が進んでいることもありますが、単身世帯が多くなっている傾向にあることも大きな要因の1つです。

年齢に限らず、1人暮らしをしている以上は自分が家でなにかあったときに救急車を呼んでくれる人が誰もいません。

人知れず亡くなってしまうケースも多いため、自然と孤独死となってしまうのです。

しかしこれがもしも同居人がいれば、毎日顔を合わせることになるので孤独死を自然と避けることができます。

結婚を一生しないと決めている人でも、特に老後は誰かと同居しておけば孤独死の不安から逃れられるでしょう。

物の貸し借りができる

1人暮らしでは絶対にできないことの1つである、物の貸し借りができるというのも、同居人がいることの大きなメリットです。

金銭的負担になるものを借りるのはタブーですが、たとえば今日は絶対に成功させたいデートなのにマスカラが思ったよりも量が残っていなくて、今すぐに足したい!という場合に、もしも同居人がマスカラを持っていたら「少しだけ借りてもいい?」とお願いをすることができます。

少しのことですが、買いに行く時間がない場合も生活をしているとたくさんあるので、同居人がいれば物の貸し借りができるのはとても便利です。

また、お互いに持っているものが違うので、日々の生活の中で自分に足りないものを相手が持っているケースも多く、そんなときはお互いにメリットとなるよう気軽に物の貸し借りができるくらいの信頼関係を築いておくと、同居生活も豊かなものになるでしょう。

同居人がいる5個のデメリットとは?

同居人がいることのメリットについて詳しくご紹介させていただきましたが、もちろん他人との同居ですので、すべてが良いことばかりとは限りません。

もとから人に気を遣ってしまうタイプの人にとっては、難しい共同生活になるわけですが、人との付き合いが得意だという人でも、他人と同居をすることであらゆる悩みを抱えたりするものです。

続いては、同居人がいることで発生するデメリットや問題点について、詳しくご紹介していきたいと思います。

プライバシーが無い

他人と同居をすることで、完全に1人きりの生活とは異なりプライバシーが無くなるというデメリットがあります。

各自個々に部屋を設けていたとしても、同じ家の空間に自分以外の誰かがいるというだけで、その人の存在は意識の中でなかなか消えないものです。

さらに、家の中の部屋の壁が薄い場合は、電話をしたり誰かと会話をするだけで「同居人に声が聞こえるのでは?」と警戒してしまうこともあり、プライバシーの問題の面では苦労をすることもあります。

また、通帳や財布など貴重品を同じ家に保管することになるので、お金の管理でも苦労がつきものです。

同居することで助かる面も多いためメリットもたくさんありますが、他人と同居をするということは生活を共にすることになるので、自分のプライバシーをきちんと守りたいという人には不向きかもしれませんね。

友人などを家に招きにくい

1人暮らしと違って、同居人も家にいるので自分の友人などを家に招くのはとても気を遣うものです。

招かれた友人も同居人と遭遇する可能性がありますし、同居人のほうも自分の知らない人が家に遊びに来ているだけでとても気を遣いますよね。

また、同居をする前にルールとして「異性は招かない」というのもよくあるものですが、異性や同性に限らずお互いの友達を家に招く際には、同居人にきちんと確認をとってからにしたほうが良さそうです。

同居人のどちらかばかりが友人が多いというケースもあるので、そのような場合にはなるべくなら相手の頻度に合わせてあげたほうが関係はうまくいくでしょう。

自分たち以外の他人が介入する問題だと、同居生活のトラブルの発展になりかねないため、招く際にはきちんと同居人がいる旨を友人に伝えてマナーだけはきちんと守るようにしましょう。

生活リズムが合わないとストレスになる

同居人と必ずしも自分の生活リズムが同じとは限りません。

たとえば、同じ大学でも学科が違う場合は出席する授業も異なるため、起床時間などが合わない場合もあります。

また、お互いに夜バイトや仕事をしている社会人の場合、職業や仕事のシフトによっては夕飯を家で食べるかなども異なってきます。

「一緒に食べると思って夕飯を同居人の分も用意してしまった」ということも同居人とのトラブルの問題としてよく挙げられています。