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同居人とは?同棲との違いや、同居人...(続き5)

結婚願望のない若者が増えていることから、「結婚のようにどうせ他人と同居するなら誰でも一緒だ」と考える人も多く、将来的な金銭的ゆとりを考えてシェアハウスに入る人も多いようです。

実際に大型のシェアハウスなどでは、20代〜30代の利用が圧倒的に多く、みんなその生活の便利さから、なかなか1人暮らしをする人がいないようです。

もしも自分に経済的にゆとりがあれば、プライバシーもきちんとまもられる1人暮らしを選択するのだと思いますが、それができない人が大勢いるのでしょう。

核家族化、高齢化社会で、高齢者の同居率も上がっている

驚くべきなのは、若者以外にも高齢者の同居率も上がっているということです。

それは、現代の日本が昔の日本に比べて核家族化が進んでいることが原因となっているようです。

昔の日本は、歳をとれば自分の子供夫婦と同居をして、子供夫婦に家で介護をしてもらうという流れが一般的でしたが、現代では共働きの若夫婦が多くなっているため、年老いた親世代の介護をしたりする余裕がないという世帯が多くなっています。

そのため老後も自分たちだけで生活をするのが当たり前という傾向があるのですが、年老いた体では当然自分たちだけで生活をするのがだんだんと困難になる高齢者も増えています。

そして、生活面でお互いに高齢者同士が助け合ったり、生活の家賃などを折半できたりと、何事もメリットの大きい同居生活を選ぶ人が多くなっているのでしょうね。

日本の年金受給金額もどんどん少なくなっているため、高齢者が1人暮らしをするよりも生活の面でとても助かることでしょう。

高齢化も進み孤独死も増えている日本ですが、高齢者が誰かと同居をしていれば、孤独死からも逃れやすいため、今後の日本はもっとこちらの傾向が多くなる可能性いが高いかもしれません。

今後は高齢者専用のシェアハウスなども増えてくる傾向があるようなので、同居生活の需要がどんどん高くなってくると考えられます。

同居を始める前は互いにしっかりと見極めることが大事

メリットもデメリットも双方どちらもある同居生活ですが、ではいざ同居を開始してみようとなった場合、開始する前はきちんと情報収集を行いましょう。

あくまで他人との同居生活になるため、同居を始める前にいろいろなことをしっかりと見定めることが大切になってきます。

勢いで同居を決めると、後悔する確率が上がる

人は窮地にたつと、どうしても焦りが生まれてしまいます。

しかし、同居生活はとても便利なようで大変な面も多く、勢いで決めてしまうのはとても危険なものです。

「生活が助かるから」「便利になるから」「今すぐに誰かと同居したいから」という安易な考えて急いで決めてしまうと、あとあと後悔することもたくさんあるため気をつけましょう。

まずは、金銭的な問題や同居のルールなどがきちんとクリアされている場所を選ぶと良いでしょう。

相手の価値観や性格を理解出来ているか?

金銭的な問題や同居のルールが自分に合っているとわかったら、次に吟味すべきなのは同居人との相性です。

これから毎日顔を合わせる相手になるため、相手の価値観や性格はとても大切です。

同居人のことを最初からすべて理解することは難しいと思いますが、同居前に相手のことをよく聞き、ゆっくりと話す時間があればなお良いでしょう。

そして相手のことを少し理解ができてから、なっとくのいく同居生活をスタートさせましょう。

まとめ

近年流行りつつあるルームシェアやシェアハウスとも呼ばれる同居生活ですが、たくさんのメリットとデメリットがあることを今回はご紹介させていただきました。

「経済的に助かるなら、今すぐにでもしてみたい!」と前向きに捉えたかたも多いかもしれませんが、まったくの他人と同居する場合は安易に同居生活をスタートさせるのはやめておきましょう。

なかには危険も潜んでいるため、きちんと事前にリサーチをして、同居人の性格などもよく理解してから始めるほうが健全かもしれません。

また、晩婚化・未婚化が進んでいる現代の日本では恋人との同棲生活も多い傾向にあるようですが、同棲と同居の違いについても今回はまとめさせていただきました。

家族に「異性と同居している」と話をしていた人も、それが恋人関係になった場合には同居ではなく同棲とも言えるので、その場合はきちんと報告をしておきましょうね。

いずれにしても、同居生活を安全で豊かな楽しいものにするためには、たくさんの同居人の候補の中から選抜して決めていくと良いでしょう。

焦りから安易な居住先を決めるのではなく、自分自身の今後のことをきちんと考え、納得のいく同居生活をスタートさせたくださいね!

みなさんが実りのある豊かで楽しい生活ができるよう応援しています!