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いじめの仕返しは絶対にしない方がい...(続き3)

そのことに関して心を痛めるようになると、自分もダメージを受ける形になります。

だからこそ仕返しは良くないのです。

仕返しの負の連鎖

先ほども国同士の戦争でも触れましたが、仕返しが仕返しを呼ぶという形で、事態は改善するどころか、悪い方向性につながっていくということも実例としてあります。

だからこそ、仕返しが負の連鎖になるというのは想像に難くないですよね。

いじめはされて腹立たしい気持ちで、やり返してやりたいという気持ちは非常によく分かるものです。

が、どうか皆さんのターンで、その負の連鎖を止めていただきたいものです。

仕返しの他にも、もっと有益な方法は色々とあります。

先ほども触れたように、先生や上司などに相談してもいいでしょう。

いろいろな相談窓口はあります。

さらには、どうしてもということであれば、学校であれば登校拒否について考えてもいいのではないのでしょうか。

学校に行けないわけじゃないけど、教室に入るのが嫌だということであれば、保健室登校という手だってあります。

職場でしたら、部署替えができるのであれば、それを考えてもいいでしょう。

企業は一つではありませんので、いざとなったら転職をするという手もあります。

大手に入っているということであれば、なかなか転職に抵抗があるという人もいるかもしれませんが、エージェントの方に手伝ってもらいながら、似た条件での転職を考えても良いのではないのでしょうか。

10.最終的に自分に返ってくることもある

なんだかんだ言って、最終的に自分に返ってくることがありますので、やはりいじめの仕返しというのは有益ではありません。

先ほども触れたように、いじめの負の連鎖になってしまうということもあるかもしれませんし、周囲の人がそっぽを向いてしまうということで、さらに孤立を深めてしまう可能性もあります。

11.感情的になってしてはいけないことの区別がつかなくなることも

感情的になってしまうと、してはいけないことや「これは、やりすぎだ」というようなボーダーラインを定めることができなくなってしまいます。

つい最近もいじめの仕返しではないものの、大人同士のいじめで驚くべきようないじめの実態が明らかになりましたよね。

やはり、このように感情的になったりすることで、してはいけないことの区別がつかなくなってしまうというのは、30代より40代くらいの良い大人でも、そうなってしまう一面があります。

さらには、いじめの仕返しであれば、こういうことをされたのだから、やり返しても良いという理論があるために、してはいけないことの区別がつかなくなってしまいます。

先ほども触れた事件についてですが、こちらもともすれば、器物損壊や脅迫罪、暴行罪などが適用されるのではないかというような悪質なことが繰り広げられていました。

12.仕返しの仕方によって友達を失いかねない

いじめの被害者ということで、友達であれば味方になってくれるという可能性も高いです。

が、このいじめの仕返しの仕方がひどいということになると、「この人は、こんな人だったんだ」ということで距離を置かれてしまう可能性もあります。

やはり多くの人は、いざ自分にその仕返しが向けられるとなると、こんな恐ろしいことが起こるのかもと思うと躊躇してしまうのです。

このように、いじめの仕返しによって「この人は怖い」と思われることで、友達がいなくなってしまうということもあるのですね。

いじめにあってしまった時に、一番に味方になってほしいのは友達です。

学校においては友達関係は重要です。

その友達関係がうまくいかないことによって、登校拒否になってしまったり最悪の事態になってしまったりというところもあります。

だからこそ友達関係がうまくいっているのであれば、そこが命綱と言ってもいいでしょう。

いじめは集団化したら孤立もあるのかもしれませんが、特定の子だけということであれば孤立することもないでしょう。

だからこそ友達を味方につけるという意味でも、仕返しをしたりして怖いというような思いを抱かせないようにしましょう。

13.時間と体力を無駄にしてしまう

時間も体力も基本的に、有限です。

だったら違うことに時間を使った方がいいと思います。

いじめの仕返しで、色々と体力や気力を無駄にすることによって一時的にはすっきりしても、後は虚無感に襲われてしまったりするということもあります。

そうすると、このいじめの仕返しのために使った時間や体力というのは無駄になってしまうというところがあります。