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「厳禁」とはどういう意味?使い方や「禁止」との違いを解説


皆さんは厳禁と聞くと、どのようなことを思い浮かべますか?

今回は、厳禁の意味や「禁止」との違いについて解説していきたいと思います。

この記事の目次

「厳禁」を見ると、皆ドキッとする

何かの注意書きを見た時に、厳禁と書かれているとドキッとすることはありませんか?

それは守らないといけないと思っているからだと思います。

その厳禁という言葉について掘り下げてみていきましょう。

厳禁とは?


厳禁とは、厳しく禁止をしているという意味です。

読み方は「げんきん」です。

意味は読んでそのまま

意味はそのままで、先ほども触れたように厳しく禁止をするという意味です。

この様子から、絶対にやってはいけないのだなというように感じられる人も多いのではないのでしょうか。

禁止だけでは弱い

厳禁とは書かなくても、正直禁止だけでいいのではないかと思われるところもあるかもしれませんが、禁止では弱い場合があります。

してはいけないということは理解するかもしれませんが、それを破るとどうなるのだろうと思う人も一定数います。

もちろん、そのような人は厳禁と書かれていても実行に移す人なのかもしれませんが、禁止と書かれるよりかは厳禁と書いたほうが、よりわかりやすい所もあるでしょう。

禁止の意味は?

禁止とは、どのような意味があるのかと言うと、やってはいけないというような意味合いを指します。

一般的なルールとしてやってはいけないこと

大体は一般的な傾向として、やってはいけないことを取り上げています。

例えば賃貸住宅の契約を見てみると、夜10時から朝7時頃までの洗濯機の使用を禁止しているということもあります。

洗濯機は振動なども結構あるため、静かな時間帯に使われると音が響いてしまうことがあります。

もちろんどうしても使わなくてはいけない事情があるというのであれば、その限りではありませんが、できれば使わない方が良いとされているのです。

守らなくてもバツは軽い

先ほど触れた洗濯機の利用時間についてですが、守らなかったからといって、特に罰則があるわけではありません。

近所迷惑になるのでやめましょう、という意味合いで契約されているだけであり、特に使ったからといって賠償しなければいけないなどの決まりはありません。

このように守らなくても罰は軽い、もしくは特に命に支障がないというものに関しては禁止という言葉がふさわしいでしょう。

ただ安全に関わるものであったりすると、この禁止では少々弱いところがあります。

そのような場合は厳禁という言葉が使われるのでしょう。

禁止とはどう度合いが違う?

では、厳禁と禁止ではどの程度意味合いが違うのでしょうか。

厳禁という言葉は使われる場合は、どのような場面が多いのかを見ていきましょう。

命の危険がある場合

絶対に守らなくてはいけない理由の一つとして、命の危険があることに関しては厳禁としていることがあります。

例えば、冬の富士山の登山厳禁というのもそれに由来します。

もちろんきちんと登山計画を立て、許可を得た上で登る分には問題ありません。

しかし雪が積もっていたりして、危険で滑落する危険性があるということであれば、厳禁エリアとして設定されているところがあります。

もちろん山だけではなく、日常生活においてもそうですし、川や海など溺れてしまう可能性があるところでも、よく見られます。

このように命の危険がある場合に、注意喚起として厳禁という言葉を使っている傾向があります。