ぜひ、自分を見つめるきっかけにしてみてください。
15.感謝の気持ちを思い出し、伝える
最近、実母に対して感謝の気持ちを伝えていますか?
幼いころはことあるごとに手紙にして気持ちを伝えていた方であっても、大人になるにつれてそのようなことが少なくなると思います。
自分の気持ちを実母に伝えるのは恥ずかしいという気持ち、さらに本当は心の中で感謝しているのにイライラしてしまう気持ちがまさってしまって、その気持ちを表現できないんです。
実母もまた、あなたに感謝されたいわけではありません。
しかし、日ごろ感じている感謝の気持ちをどんなに小さなものでも伝えてみましょう。
面と向かって言葉にするのが恥ずかしい場合は、手紙やLINEを通じて伝えていけばOKです。
実母からもあなたへの見方が変わり、あなたに小言を言わなくなることもあるのでぜひ伝えてみてください。
16.自分が今イライラしていることと、原因を正直に伝える
あなたは、どうして実母に対してイライラしているのかその原因がわかっていますよね。
その原因となるものを見たり聞いたりするだけで、憎たらしくて仕方ないかもしれません。
しかし、そのようにいつまでもあなた一人でイライラしていても実母はなにも変わりません。
「何もしないでも分かってくれるかもしれない」なんてうまい話はありません。
そのイライラすることをさせないために、自分が今イライラしている原因を実母に伝えていきましょう。
そうすることで、実母もその点に気を付けてくれるようになり、イライラする頻度が減っていきます。
17.素直にアドバイスを求めてみる
実母はあなたのことを思って、あなたのためにアドバイスをしています。
しかし、人によっては嫌味にしか聞こえずアドバイスを受け入れるどころか、反対にイライラしてしまうんですよね。
それだと、お互いに関係が悪化するだけです。
そうならないように、時には素直にアドバイスをこちらから求めてみましょう。
相手から言われるのはイライラするけれど、こちらから求める分にはイライラしにくいからです。
そうすると、あなたにとって目から鱗の情報を知れるかもしれません。
人生の先輩として話を聞いてみよう
実母はあなたよりも何十年も長く生きている女性です。
ほかの女性に比べると少し頼りないかもしれませんが、人生の先輩であるのは変わりありません。
あなたが経験していないこともたくさん経験しています。
その実体験に基づいてアドバイスしてくれるので、実際に活用しやすいアドバイスが多いです。
あなたの生活が豊かになるのは間違いないので、聞いてみてください。
18.理解してくれなくてもいいと割り切る
あなたは実母に「自分のことを理解してほしい」と心の奥底で感じているかもしれません。
そのため、イライラをぶつけるし、相手がよくわからないことを言っているときには説得しようとしてしまうのだと思います。
あなたのその“理解してほしい”という気持ち自体があなたを縛り付け、イライラさせてしまっている可能性があります。
もう何を言っても変わらないし、よくわからないことを言い続けるのですから、この際「理解してくれなくてもいい」と割り切るようにしましょう。
一度決心するだけで、心はとても軽くなります。
19.お互いに意見を言い合える環境を作る
あなたたち親子は、お互いの意見を言い合える関係でしょうか?
昔から実母の存在が怖かったとか、こちら側から言い分を伝えても受け入れてくれなかったような過去があると、なかなか本当の気持ちを伝えられないですよね。
そのままでいたら、あなたは自分の気持ちを自分の中に閉じ込めて、さらにストレスを感じることになってしまう可能性もあります。
これを機会に、お互いに意見を言い合える環境や関係を作っていきましょう。