CoCoSiA(ココシア)

ボート部とはどんな部活?ボート部の...(続き2)

コックスと言われる人たちは、後ろ向きに漕ぐボートで、漕ぎ手が見えない事から、状況を見て指示を出すのです。

この指示を出す人たちがコックスです。

ボートを漕ぐ人たちのに比べると、どちらかと言うと頭脳戦を求められる所があるでしょう。

コックスの腕次第で、勝負が変わってくることもあると言われています

コックスとは

そもそもコックスとは、船をこぐ人とは別に、司令塔のようなことをする人たちです。

先ほども触れたように、ボートの漕ぎ手は後ろ向きで漕ぎます。

そのため対戦相手と、どのぐらいの差があるのかを目視で見ることができません。

そこで、ボートを漕ぐ人とはまた別に、その試合の状況を見て、どのように指示を出していくかは、コックスの腕の見せ所です。

あえて嘘をつくということだってあります。

それはモチベーションを落とさないようにするために嘘をつく事もあります。

またメンバーによっては色々と指導を変えるということもあるでしょう。

例えば「負けているよ!頑張れ!」と言ってモチベーションが下がらず「なにくそ!」と努力をするタイプの人であれば、そのように叱咤激励をしていくのでしょう。

このようにコックスの腕の見せ所によって、試合の状況は大きく変わります。

コックスの他にも様々な役割があるところも魅力的

もちろんボートはコックスばかりではありません。

漕ぎ手の人もいますが、漕ぎ手の人ばかりではなくストローク(整調)、バウ、3番、2番などがあります。

ストローク(整調)は、ボートではリズムは大変重要です。

そのリズムづくりをするということで、このストロークの人は非常に重宝するのです。

この人たちは体力はもちろんのこと、技術力も非常に高い人が配置されることが多いです。

ボート部だとしたら、大学生を例にとると、3年生とか4年生あたりを起用することが多いのではないのでしょうか。

バウは艇首に最も近いところですので、艇の上下動の影響が強く、体力面よりは技術面が必要な一面があります。

3番、2番はボートの中心にいる漕ぎ手の方です。

車がエンジンをかけて走り出していくように、このポジションの方が車でいうエンジンの役目を果たします。

技術よりは体力面で強い方にピッタリのポジションです。

5.男女問わず楽しめる

色々な競技は、基本的に男女が分かれていますよね。

それはなぜかと言うと、男性と女性とで体力の差があるからです。

しかしボートに関しては、基本的に男女問わずに楽しむことができます。

全く同じ条件で戦うということは難しく、体重制限などのルールはどちらかと言うと女性の方が有利になっています。

このような条件はあるものの、基本的に男女で楽しむことができるという意味では非常に貴重なスポーツなのではないのでしょうか。

例えばサッカーだと、男女混合で戦えば絶対に男性の方が有利であると言えるでしょう。

バスケットボールにしても、平均身長は男性の方が高いということで男性の方が有利になってくるところがあります。

バレーボールでも同じことが言えますよね。

さらにはマラソンなどにおいても、男女混合だとやはり体力さで男性の方が有利になってしまうということから、男女分かれているのは必然的と言ってもいいでしょう。

ですがボートは基本的に、オールを漕ぐという競技ですので、場合によっては女性が男性を負かす事態もあるのです。

それが爽快だというような声もあるぐらいです。

さらには頭脳戦も少し関係していることから、体力がない人であっても、その頭脳戦で勝負をするというフィールドが準備されています。

だからこそ色々な人が楽しめる競技と言ってもいいでしょう。

6.みんなと何かをしている実感が沸く

ボート部に乗っている人たちのポジションの紹介をしましたが、どのポジションも非常に重要ですよね。