何か不測の事態が起こっても、次にすべきことを瞬時に考えすぐに行動できます。
その次にとった行動も、たまに間違えたりもしますが、だいたいはスムーズに進んでいきます。
なぜ次にすべき行動が考えられるのでしょうか。
それは二つの理由があります。
一つは今自分が置かされている状況が耐えられないから。
もう一つはより良い自分でいたいからです。
うろたえてしまう人は、頭がパニックになり思考が停止しているので、何か不測の事態があると、とっさに「自分が我慢さえすれば」という答えが出てきてしまいます。
そして自分が犠牲になることが多いです。
周りからは「いい子」とか「優しい人」と言われることもありますが、実際には考えることが苦手な人が多いです。
11.計画的
物事すべて計画的に動くことはありませんが、ある程度は計画的にしておいたほうがいいでしょう。
そうすることで不測の事態でうろたえることはなくなるでしょう。
特に金銭面や健康状態を整えるには、計画的な行動が必要となります。
うろたえない人は、確かに計画的に動く傾向がありますが、最初からそうだったのかといえばそうではありません。
前に計画的に動かずに痛い思いをしたので、計画的に行動するようになった人もいます。
また、小さいころから親に「計画的に動くように」としつけされてきた人も多いです。
どちらにしても、計画的に動くほうが安心安全だとわかっているのです。
うろたえてしまいがちな人は、臆病でありながらも計画性があまりありません。
考えることが苦手なので、行動した先に何があるのかなどはあまり考えないのです。
そのため行きつく答えは「何とかなるだろう」なのです。
その楽観的な考えは、それはそれでいいのですが、世の中にはどうしても計画を立てないと、上手く進まない物事があるので、小さなことでもいいので計画を立ててみましょう。
12.早めの行動を心がけている
早めの行動は例えるなら、次の日に早く起きたいから早く寝るようなものです。
早く起きれば、時間に余裕が出てきて準備しているときに不測の事態が起きても、あまり慌てずにいられます。
ただいつもより早く行動をしておくだけ。
たったそれだけでいいのです。
うろたえない人は、うろたえるのが嫌なので早めに行動をします。
次の日に余裕がもてるように、前日に掃除洗濯などをこなしてしまうのです。
しかしうろたえてしまいがちな人は、「今やっておけば後が楽」とはあまり考えないのです。
そのことで自分は後で困るかもしれないけど、「誰かが迷惑するわけじゃないし」と考えてしまうのです。
それは間違っている考えではないのですが、結果的にうろたえてしまう原因を作る要素となってしまいます。
13.物事を論理的に説明できる
物事を論理的に説明できる人は、理解できているので説明することができます。
中には論理的ではあるけれど、難しい言葉を並べて説明しても、相手に上手く伝わらない人もいます。
出来れば難しいことでも簡単な言葉を用いて、説明できれば完璧だと思います。
いずれにしても、説明とは理解していなければならないことです。
うろたえない人は、物事を好きか嫌いかの感覚では見ません。
多面的に捉えて理論的にとらえようとします。
そして理解しようとするのです。
説明は先ほども書いたように、理解したものだけが出来ることです。