まるで生まれた時から、その心があったかのように、スっと思いやりの心を出すことが出来ます。
「どうしてこの人は、思いやりの心があるのだろうか」と不思議に思ったことはありませんか。
思いやりは本能的に出るものもありますが、大抵は小さい頃からの教育やしつけ、環境から培われるものが多いです。
小学校の教室に「思いやりのある子」と書いてあった記憶はありませんか?実際には思いやりのある子は少数だったと思います。
やはり思いやりは学校ではなく、家庭で教えてあげるのが一番の教育となるでしょう。
思いやりのある人は、人の心が分かるので温かみのある行動に出られるのです。
特に相手の悲しい気持ちや辛い気持ちに共感できるのは、自分も辛い思いをしてきたからです。
だから悲しみや苦しみに敏感で、そのような思いをしている人に、手を差し出すことが出来るのです。
3.優しい
温厚な人ってどんな人?と聞かれたら、まず最初に「優しい人」と答えることでしょう。
しかし優しいという言葉は漠然としていますよね。
優しいの言葉の意味は、「他人に対して思いやりがあり、情がこまやかであること。性質がすなおでしとやかである。穏和で、好ましい感じである。さらに、悪い影響を与えない。」とあります。
こうして意味を集めてみると、人間を超越した仏のような人に感じます。
でも実際、世間で言われている優しさは、自分と相手の価値観が一致した優しさでないと認められない事が多いです。
例えば、こちらが良かれと思ってした優しさなのに、相手には「大きなおせっかい」だったということもあります。
温厚な人は優しい人が多いですが、適当で自分勝手な優しさなどではなく、相手をよく見てから優しい行動に出られます。
それが真の優しい人なのです。
4.すぐには感情的にならない
温厚な人は、すぐに感情的にはなりません。
それが温厚な人の特徴の1つです。
感情的の「感情」は、どちからというと「キレる」という意味で言われている方が多いです。
それではなぜキレてしまう人は、そうなってしまうのでしょうか。
理由としては、心に余裕がないということがあげられます。
いつもストレスが溜まっているので、心の中がパンパンなのでちょっと突かれるとすぐに爆発してしまうのです。
または、もともと神経質な性格で自分の思い通りにいかないと、感情的になってしまう人もいます。
そして、いつも何かに怯えて不安を抱えている人もそうです。
すぐ感情的にならないようにするには、適度にストレスを発散させて、大らかな気持ちを持った方が良いでしょう。
冷静に物事を捉えている
温厚な人は、物事を余裕を持って見ることが出来る人です。
「冷静に」というよりは、穏やかな目線で見ることが出来るのです。
子供が何かしても「子供のやることだから」と許しを交えて見ることが出来るのです。
そのために、物事を真正面からではなくいろんな角度から見てあげようとするのです。
真正面からは「イガイガした尖った人だな」と見た後は、「どうしてこんな人になったのだろう」と考えてあげることが出来るのです。
その人の裏側に潜む悲しい一面も見ることができるのが温厚な人の特徴の1つでもあります。
そして温厚な人は、穏やかで上品にも見えますが意外と経験値豊富な人が多いです。
場数を踏んでいるので、何かあってもちょっとのことでは動じずに穏やかでいられるのです。
5.人の悪口などを言わない
本当に温厚な人は、人の悪口は言いません。
「悪口を言う人は不幸な人」と言われることもあります。
不幸な故に心が貧しくなり、妬みや嫉みの心があるので言ってしまうのです。