善意というと良いイメージがありますね。

しかし、必ずしも善意が相手に喜ばれるとは限りません。

この記事では、善意のつもりが逆に迷惑だったことについてご紹介していきます。

あなたの善意はあの人の善意とイコールではない

良かれと思ってやったことが、あまり良い結果にならなかった事もあるかもしれません。

それは何故かと言うと人によって感じ方が違うからです。

例えば、誰かがパズルで困っていたときに、教えてあげたら「教えるな」と怒られたというような経験はありませんか?

困っているから教えてあげたのですが、その子はパズルを解くことが楽しみなので、答えを教えるのというのは迷惑行為だと感じてしまいます。

このように、自分は善意と思っても、相手にとっては善意ではないということもあります。

善意とは?

そもそも善意とは、良い行いをしようという意志を持っていることを指します。

助けてあげようというような気持ちを持って、行うような行為も指します。

しかし人によって感じ方が違うため、良いことをしているつもりでも全く感謝されないこともよくあります。

そのため、基準は結局人それぞれということになってしまいます。

対義語は?

善意の対義語は悪意です。

悪い気持ちを持って何かをすることを指します。

法律用語にもある

この善意という言葉は法律用語にもあります。

少し前にホストに熱を上げて、経理担当であることをいいことに、お金を横領した女性が逮捕されていました。

もちろんこの女性は、会社のお金であることを知った上で横行していますので、よくないことをしていることを知った上で横領しています。

ただ、受け取ったホストの方はどうなのかと言うと、「羽振りの良い人だと思っていたけれど、まさか横領したお金だった」と言っていて、横領したお金である事は知らなかったと言っていました。

横領されたお金であることを知らなくて受け取ってしまった人のことを、善意の人と言います。

だからこそ、そのように違法であることを知らなかったと言う時にも、法律用語で善意と言う言葉を使われることがあります。

その善意と悪意によって判定が分かれるものとして、失踪宣告の取消しであったり、不当利得返還請求権のことに関することなどがあります。

しかしそのような判例があるだけですので、あくまで参考程度にし、詳しくは弁護士に相談しましょう。

最近は詐欺についても色々と進化しています。

また受け子と言って現金を受け取る薬などをする人は、自分がそのような詐欺に関わっていることを知らない状態で参加しているケースが多いです。

では、この時に善意と言う言葉が適用されるのかというと、決してそうではありません。

知らずに詐欺グループの受け子をしてしまった場合は、基本的にこのような善意という概念はないと思ったほうが良いでしょう。

善意にもいろいろある

1口に善意といっても、いろいろなタイプの善意があります。

では善意の種類等について見ていきましょう。

心から助けてあげたいという気持ちによる善意

純粋な思いで、心から助けてあげたいという気持ちによる善意があります。

このような善意を持つのは、主に家族関係、特に親子関係の立場の人に多いのではないのでしょうか。

基本的に親子関係は、見返りを求めず子供のためになにかしてあげようとします。

ときには、自分が悪役になってでも、子供のために諭してあげたいこともあるでしょう。

このように心から助けてあげたい善意の気持ちで、何かをするということもあります。

このような善意が持てる事は、利害関係のない付き合いに多いでしょう。

自己満足や優越感からの善意

主に女性同士に、このようなケースが多い傾向があります。

自分より状況が良くない人に対して、自己満足や優越感から色々とやってあげている人もいます。

そのため、その相手が自分よりも良い状況になると、優越感を感じられなくなるため、手のひらを返したように態度が変わってしまうこともあります。

例えば、なかなか彼氏ができないと言っていた人が、結婚が決まった途端に疎遠になってしまうということもよくあるようです。

下心のある善意

善意で良い行いはするけれど、そこに下心があることもあります。

よくあるケースとしては、見返りを求めて良い行いをするということです。

見返りが目的なので、見返りがなくなってしまったら、良い行いをする気が起こらなくなるということもあります。

このような下心がある人は、意外と多いかもしれません。

善意のつもりが逆に迷惑だった6個のこと

善意のつもりでやったことが、逆に迷惑だったということもあります。

その具体的な例を6個見ていきましょう。

ズボンのチャックが開いているのを教えてあげた


誰かと会っているときに、その人のズボンのチャックが開いていたら驚きますよね。

このまま気がつかずに街を歩いていると、恥をかいてしまう可能性もあります。

ここで慌てて、その人に大声でズボンのチャックが開いていることを指摘してはいけません。

こちらとしては、相手が恥をかかないように教えたつもりなのですが、これが小さな親切大きなお世話になってしまうことがあります。

ただもちろん黙って見ていると言うわけではありません。

きちんと、それ相応の指摘をしてあげることで、相手も恥をかかずに済みます。

人前で言うのは絶対NG。恥をかかせてしまう

人前でチャックが開いていることを指摘するのはやめましょう。

相手に恥をかかせてしまう可能性があります。

明るく、このようなことも笑いに変えてしまえるタイプの人もいますが、そのような人ばかりではありません。

このようなときは、こっそりと小声で教えてあげれば恥をかかなくて済みますし、相手も教えてくれたことに感謝するでしょう。

入院する人に千羽鶴を贈る

年齢層にもよりますが、入院する人に千羽鶴を折るのは、大人の世代では嬉しいと感じる人ばかりではありません。

小学生位の子が入院したということであれば、同級生の子が心を込めて折った千羽鶴を嬉しく思うということもあるでしょう。

このような心遣いはあっても、実際に千羽鶴をどのようにするかで困ってしまうこともあります。

そして、処分するときに非常に困ってしまうものの1つにもなってしまいます。

心を留め込めたハンドメイド作品で、捨てるのが忍びないと精神的な負荷を与えてしまうことがあります。

飾る場所に困る

また、飾る場所にすら困ってしまうこともあります。

入院部屋は大体の場合が相部屋なのではないでしょうか?

相部屋だとスペース的にはあまり広くありません。

その限られたスペースの中で、生活に必要なものが置かれています。

そのため、場所を取る千羽鶴の置き場所に困ってしまう人もいます。

このように、飾り場所に困るという事から、千羽鶴は必ず喜ばれるとは限らないところがあります。

子供のお遣いを手伝ってしまう大人

子供がお遣いをしようとしているところは微笑ましいですね。

お遣いをがんばっている子供がいて、困っていたら手伝ってあげたい気持ちにもなります。

しかし、子供のお遣いを手伝ってしまうのは一見良いことに思われるけれど、必ずしも良いこととは限りません。

子供の成長や考える力を妨げる

手伝ってしまうことによって、子供が失敗を通して何かを学ぶ力や、こんな困難があったからこそ、次はこうしようと考える力を妨げてしまうことがあります。

確かに、子供は色々と不慣れなところもあります。

大人だとスムーズに出来るようなことでも、子供だと手間取るようなこともあるでしょう。

中には見ていられないこともあるかもしれません。

しかし、大人がすんなりといろいろできるようになったのは、やはりそのことに関してトライ&エラーの経験を繰り返してきたからではないでしょうか。

だからこそ、この成長のチャンスを奪うのは、善意ではなく逆に迷惑になってしまうことがあります。

手料理をおすそ分けする

料理のおすそ分けは、一見喜ばれる行為といえます。

しかし、手料理をいただいたら、逆に何かお返しをしないといけないと思ってしまうこともあるでしょう。

さらに、おすそ分けは「こんなお料理を、差し入れします」と事前に言うことはなく、当日いきなり持ってくることが多いと思います。

そうなると、その人の食事の予定がよく分からない状態で、差し入れをする形になります。

もしその日の夜に外食をすることが決まっていて、おすそ分けを夕方に持っていったら、困ってしまうでしょう。

あまり頻繁だと迷惑になることも

差し入れがあまりにも頻繁だと、迷惑になってしまうこともあります。

先ほども触れたように、その人の食事のタイミングは把握することができません。

また、味の好みが合わない可能性もあります。

そのため、あまりにも頻繁だと喜ばれるどころか、むしろ迷惑になってしまうこともあるのです。

このように、差し入れ等についても、善意のつもりが実は迷惑になっているということもあります。

野良猫にエサをあげる


最近は猫好きな人も増えています。

野良猫であっても餌をあげて、おいしそうに食べている姿にほほえましく感じることもあるでしょう。

しかし、野良猫に餌をあげる行為は、猫にとってはありがたい行為ですが、周りの人にとっては迷惑になっている可能性もあります。

特に田舎だと、そのような傾向が顕著だと言われています。

野良猫に餌をあげる行為はついついやってしまいがちですが、誰かが餌をあげることによってその後も集まってきてしまう可能性があります。

近隣住民は反対する

猫はかわいいものですが、猫のおしっこやフンなどは匂いが強めです。

さらには車を停めていても、ボンネットに登って日向ぼっこをすることによって、傷がついてしまうこともあります。

畑などにも影響があると言われており、特に田舎では、猫がいるのは迷惑がられる傾向にあります。

トイレットペーパーを三角に折る

トイレ掃除の後はトイレットペーパーが三角に折られていることが多いと思います。

見た目もきれいですよね。

そのため、次の人のためにトイレットペーパーの端を折った方が親切なような気がして、折っていた人も多いのではないでしょうか?

しかし、感染症の恐れがあるのでやめた方がいいと言われています。

汚い手で折ったのでは?という疑念

ノロウィルスなどに感染している人が、トイレをした後にトイレットペーパーを三角に折っていたとしたらどうでしょうか。

次の人は必然的に、この三角の部分を持って使うことになります。

手にそのようなウィルスが付着することによって、ノロウィルスなどに感染してしまう可能性があります。

また、知らない人がベタベタ触ったものを使うというのも嫌ですよね。

このように、善意できれいに三角に折ったつもりが、他の人には不衛生なものになってしまっている可能性があります。