CoCoSiA(ココシア)

陶芸家になるには?陶芸家に向いてい...(続き2)

そのためにも、陶芸家に向いている人とはどのような人たちなのかを考えていくことも大切です。

それでは、陶芸家に向いている人の特徴を集めてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

1.デザインをするのが好き

基本的に陶芸家の方は、デザインをするのが好きな人の方が向いています。

作るのは好きだけどデザインをするのがいまいち得意ではない場合だと、弟子入りしている間は何とかなるかもしれません。

しかし、これから独立していくと言う時に、つまずく可能性が非常に高いです。

そのためにも、デザインをするのが好きなのは、陶芸家にとってはある程度適性の問題となってくるところがあります。

最近は、食器などは100円ショップでも、簡単に手に入る世の中になってきました。

そのため、陶芸家の方が手作りで作って商売するには、他には無いデザインなども求められます。

一般のデザインのものだと、100円ショップの食器でも十分と言うことになってしまいます。

100円ショップなどの普遍的なデザインのものと勝負をしていくには、新しいデザインもある程度求められていく一面があります。

そのように考えていくと基本的に新しいものをどんどんとデザインをして、作り上げていく努力が必要になってくる一面があります。

2.素直である

陶芸家のような職人気質のような人だと、なんとなく頑固そうな人が多そうというイメージはありませんか?

そのため、性格が偏屈であっても務まりそうだと思ってしまう一面があります。

しかし、1人で色々と作業をするようなイメージが強いですが、その先にはエンドユーザーがいます。

だからこそ、作業自体はひとりでしていても、基本的には陶芸家は客商売であることは変わりありません。

陶芸家の方は、その作品を使って下さるお客様がいてこそ成り立つお仕事です。

この性質と、素直さがどのような関係があるのかと言うと、お客様の要望等について素直に答える力が求められる1面があります。

一見、このようにお客様と直接向き合わないような仕事だと、気をつけないと自分本位になってしまう一面があります。

陶芸家のみならず、デザイナーの方や、ライターの方などデザインや文章を提供する方の中には、訂正のお願いに素直に応じることができないタイプの人もいると言われています。

そうなると、クライアント様は「次に、この人に仕事を頼もう」と言う気持ちにはならないものです。

陶芸家だけではなく、人と向き合わない仕事はこのように頭でっかちになりやすい一面があります。

しかし、陶芸家にしても、デザイナーなどにしてもきちんと修正、要望に応える人の方が、もっと良い作品を生み出せる一面があります。

3.一つのことにこだわれる

基本的に、デザイナーなどの方は、1つのことにこだわることができるのが大きな特徴です。

大雑把な性格だと、繊細なデザインを表現することは難しいでしょう。

時折、そのような事はなく、ただの直感でデザインしているかのように見えたり、そこまでこだわりなくやっているように見えたりするところはあるかもしれません。

しかし、そのような人は1部と言っても良いでしょう。

このようなデザインをしたり作品を生み出すと言うようなお仕事は、時に天才的な人がいる面も否定できません。

その一方で大抵の人は、1つのことにこだわり苦労に苦労を重ねて、作品を生み出している人の方が大半です。

このようなことから、多くの場合は1つのことにこだわり、それを追求することができる人の方が圧倒的に向いています。

4.美術が得意だった


また、大抵の方は、学校で習った美術が得意だった方の方が多いのが特徴です。

そこには手先の器用さも含まれている一面があります。

例えば絵を書くのが非常にうまいとか、工作が非常にうまいと言うような特徴も持ち合わせています。

このような器用さがあると言うのは、陶芸家としては非常に素質のあることです。

しかし不器用な人がダメなのかというと、決してそうでもありません。

確かに器用な人に比べるとハンデはあるでしょう。

しかし、このような事は努力によって習得することができる可能性もあります。