このように色々と考えることが想像力を養うところがあります。
10.自分だけの作品を作ってみたいと思っている
基本的に陶芸家の人は、自分だけの作品を作りたいと思っている人の方が圧倒的に向いています。
このような作品を生み出すところは、真似をするかされるかというところがあります。
そしてその真似の定義も大変難しいところがあります。
人間は全く何も影響受けることなく、作品を作るのは非常に難しいところがあります。
ただあまりにも、似すぎていると真似をされたと思いますよね。
だからこそ他の作品は参考程度にして、自分の作品を生み出す力こそが必要なのです。
このような難しい仕事の中で、自分の作品を生み出したいというポジティブな気持ちがある人にこそ陶芸を向いています。
11.美術品が好き
先ほども触れたように、全く影響受けることなく作品を作るのは困難です。
だからこそ、ある程度、美術品を見たりするのが好きで、それを参考にするのが楽しいと言う人の方が向いているのは言うまでもありません。
好きだからこそ、自分の作品を作り上げて、お客様に喜んで欲しいと考える人の方が、陶芸家としては非常に息の長い商売をすることができるでしょう。
美術館に行っても、そのような作品を見るのに喜びを抱けるような人の方が圧倒的に良いです。
美術館に行って、退屈だと思うようなタイプの人は、多くの人はそこまで陶芸を好きになれない可能性があります。
12.ものづくりが好き
基本的に陶芸家はものづくりに分類されることです。
だからこそ、ものづくりが好きというのは非常に重要な条件です。
ものづくりが苦痛であったり、あまり関心がない場合だと、陶芸家の自分に向き合い、ただひたすら作り続ける事になじめない可能性の方が高いです。
だからこそ、ものづくりが好きだと言うのは、非常に重要な適正と言っても良いでしょう。
13.好奇心旺盛
なんでもいやいややるようなタイプの人だと、作品を生み出すのは苦痛を伴うようになります。
やはり人間は苦痛を感じながらやることよりも、喜びを感じながらやることの方が、良い結果になりやすい傾向があります。
特にデザインなど、自分の感性が強く出るようなジャンルだと、自分が好きな事をやることの方が非常に良い場合があります。
そのようなことから、陶芸家も好奇心旺盛で、何でも楽しむようなタイプの人の方が向いています。
14.挑戦することが好き
また、挑戦するのが好きかどうかというのも陶芸家には必要な適性です。
先ほども触れたように、普遍的なものに関しては、もうすでに大量生産がなされていますので、陶芸家の方からわざわざ購入する必要はありません。
そのようなことから、新しいデザインに挑戦していくのは、今、陶芸家に求められている素質の1つと言っても良いのではないでしょうか。
そのようなことから、好奇心旺盛でいろいろなことに新しくチャレンジしたいと思っている人の方が、陶芸家として続けやすいところがあるでしょう。
15.気遣いができる
基本的に1人でやっていくと言うところがありますので、気遣いは不要であると言う見方をされることもあるでしょう。
しかし、先ほども触れたように、陶芸家はエンドユーザーに使ってもらうことを考えると、広い意味で客商売です。
そのようなことを考えると、やはり気遣いは非常に必要なところがあります。
どのような気遣いが必要とされるのかと言うと、この陶器を使う人が使いやすいかどうかということを気遣うことができる人の方が、より良い作品を生み出すことができます。
どんなに作品として素晴らしいところがあっても、使いにくいところがあったとしたら、普段遣いにするのは難しいでしょう。
またせっかく飾るにしても、例えば割れにくいとか、非常に魅力的に見えるような作品にしたいというところで気遣いがあった方が良いです。
このように、陶芸の作品にはエンドユーザーのことを考えた気遣いが必要なのです。
16.ポジティブである
基本的に、作品を作り出しているときは、工房に入って作業している人が圧倒的に多いために、ポジティブかネガティブな日なんてそんなに関係ないのではないかと思われるところがあるでしょう。