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陶芸家になるには?陶芸家に向いてい...(続き3)

5.集中力がある

基本的に、このようなお仕事は集中力が必要です。

デザインにしてもそうですし、陶芸にしてもそのような一面があります。

すぐに集中力が切れて、どこかフラフラ立ち歩いてしまうような人だと、陶芸家には向いていません。

ろくろを回しているときは、きちんとした形になるように、集中している必要があります。

このろくろ回しも、プロの方がやっていると簡単そうに見えるものです。

ただ、一般の方がやろうとすると、このろくろを回しているときに、作品がうまくできなかったのをテレビなどで見たことがあるのではないのでしょうか。

よくプロの方と比較して、タレントの方が実際に体験してみるという趣旨の事はしていますが、不慣れな人は大抵うまくいっていません。

そこにはもちろんコツなどもありますが、集中力も必要なのでしょう。

6.忍耐力がある

また、そのような事は忍耐力も必要なところがあります。

忍耐力とは、うまくいかなかった時に、どのように試していくかということも陶芸家には必要なことでしょう。

その時にすぐに投げ出してしまうようなタイプの人だと、良い作品を生み出すことはできません。

エンドユーザーがいることから、広い範囲で見ると客商売である一面はありますが、その一方で作品を作り出すときは1人です。

だからこそ、人に会いに行くと言う事は難しいところがあるでしょう。

弟子の方が師匠に聞くという手はあるかもしれません。

でも大抵の場合は、困難にぶち当たっても自分1人だけで解決していくケースの方が多いのではないのでしょうか。

そのようなことから、忍耐力が求められる一面があります。

7.こつこつ努力できる

器用で何でもサクサクと出来るようなタイプの人もいるかもしれませんが、やはり大抵の場合はこつこつとした努力が必要なところがあります。

こつこつした努力によって、より良いものを作り上げていくことができるということも、陶芸には必要なことです。

先ほども触れましたが、陶芸をするときは基本的に1人です。

だからこそ、作品と自分に向き合っていきコツコツと努力をし、より良い作品を作り上げると言う点では、この努力こそが必要なところなのです。

非常に器用で、努力なしに何でも出来るようなタイプの人も中にはいるでしょう。

そのように非常に器用な人は、器用貧乏という言葉があるように、努力をそこまでせずにできるケースが多く、このこつこつとした努力が難しい人が多いのもまた事実です。

だからこそ、この努力というのも意外と才能の1つなのです。

8.手先が器用

先ほども触れたように、陶芸家には手先の器用さが必要です。

簡単そうに見えるろくろ回しであっても、手先の器用さがあるからこそできることです。

もちろん先ほども触れたように不器用でも、努力によってカバーすることができるようになるでしょう。

だからこそ器用でないから諦めようと思うのは早計です。

ただ、先ほども触れたように、器用な人が陶芸家を目指す以上に努力が必要な事は言うまでもありません。

だからこそ非常にきつい道になる可能性は高い一面があります。

9.想像力が豊か

また、このようなデザインをするような仕事は想像力がものを言うところがあります。

この想像力と言うのは、ちょっとのことで鍛えることができます。

もし「このようなデザインの食器があったら…。」という想像力は、陶芸の世界においては非常によく生きてくるのではないでしょうか。

そして、ドラマ仕立てで想像してみるのも面白いかもしれません。

そのドラマの時にどのような陶器があったら良いだろうと考えることによって、陶芸家の想像力に直結するというところがあるでしょう。