イギリスのスコットランドで売られている織物であり、画像で見るとブリティッシュファッションには欠かせないものになっています。
イギリスはそもそも寒い国ですので、ウールなどの暖かいく感じられるような素材から作られていることが多いです。
厚手の生地となっているので、暖かく、イギリスの寒い空気にもぴったりとマッチしています。
そして、模様には、ハウンド・トゥース・チェックとヘリンボーンがあることから、バリエーションが豊かですし、高級感を感じられるところがあります。
ゴワゴワした素材ではありますが、使い続けることによって柔らかくなり、だんだんと馴染むようになってきます。
重量感があるのも、このようなツイード素材があるからこそなのでしょう。
ツイード素材と言われてどのようなものかがわからないということであれば、画像を見ていただくとおおまかなイメージがつかめるのではないのでしょうか。
スーツやスカートなどでも使われることが多い素材です。
ブリティッシュスタイルのスーツの特徴
ブリティッシュファッションのスタイルには、スーツもあります。
ではブリティッシュファッションのスーツの特徴について見ていきましょう。
厚めのショルダーライン
まずブリティッシュファッションのスーツの特徴として、ショルダーラインがあります。
肩に厚みの肩パッドを使っている形になっており、立体的な胸回りなどを作るようなシルエットに仕立てていることが特徴です。
先ほども触れたようにツイートなどの特徴もありますので、そのようなところがブリティッシュスタイルのスーツの特徴となっています。
基本的に、ブリティッシュスタイルのスーツには、襟がしっかりとしたシャツを組み合わせる形になります。
上品な感じがしておしゃれですが、ネクタイピンなどでさらに華やかさを出すなど、上品なおしゃれを楽しむことができます。
固くて重みのある生地
ブリティッシュファッションのスーツの基本として、ファッションにも同じことが言えますが、固さがあったり重みがある生地を用いていることが多いです。
それは何故かと言うと、やはりイギリスの風土に関係する一面もあるでしょう。
イギリスにもいろいろな気候があるので一概には言えませんが、スコットランドにおいては夏でも14度~19度程度で比較的涼しいことが特徴です。
イングランドに関しては、東側が乾燥しがちであり、西側が温暖な気候であるというように、イギリスの国1つとってもいろいろな気候があります。
しかし、イングランドでも、1月や2月が上平均の最高気温が約6度、最低の気温が約1度位とやはり寒い一面があります。
したがって、硬くて重みのある生地を着て暖かくして過ごしているという意味があるのでしょう。
それゆえに、ブリティッシュファッションは基本的に重みのある生地や固い生地であることが多いのです。
イギリス1つとっても気候が違う一面がありますが、特に北アイルランドは日本の四季と同じような気候であると言われています。
例外として、夏は20前後ということで涼しいのは日本とはまた違うところですが、それ以外は日本の色と同じです。
したがって、日本でもブリティッシュファッションが愛されているのがそのように似たような気候だからというのもあるのでしょう。
ウエストラインの絞り
またブリティッシュファッションの特徴として、ウエストラインを細めにしているという特徴があります。
男性なのに?と思うかもしれませんが、やはり、ウエストラインは少々細めた方がスタイル良く見える特徴があります。
特に女性でしたらそれは顕著なのではないのでしょうか。
基本的に女性はウエストが締まっていて、ヒップライン等が豊かな方がより女性らしい体型に見えるところがあります。
したがって、やはりウエストラインが出ているよりは締まっていた方が、よりかっこよく見えるという特徴があります。
綺麗に見えるボディライン
ブリティッシュファッションのスーツは、ボディラインを非常にきれいに見えるという特徴があります。
シャープにするようになっていますし、肩パットなどをしっかりと入れて、上半身ががっちりと見えるようにできています。
したがって、腰回りはシャープな感じに見えても、胴回りがしっかりとあるように見えることから、より男性が恰幅があるように見える一面があります。
そして、生地にも重みがありますので、非常に厳格な感じを与える一面があります。
基本的にイギリス人は、勤勉で真面目な傾向にあります。