したがってスーツでも非常に硬くかっちりとしているような印象与える一面があるのです。
対照的にイタリアのスーツと言うと南イタリアの人は非常に大らかな気質ですし、開放的な性格をしています。
イタリアンスタイルのスーツは、ウェストシェイプの位置は低めであり、なおかつ肩パッドなどを用いる事がない、もしくは用いても非常に軽いものを使うことによって、楽に着ることができるという特徴があります。
このようなところに、その国の気質が見えてくる一面がありますね。
また、イギリスと比較されやすいアメリカもまた、スーツには特徴があります。
ちなみにアメリカは、イギリスやイタリアなどと違って、既製品を着るということが普通になっています。
したがって、ウェストシェイプをさせないとか直線的な形であるという特徴があります。
先程も触れているように、アメリカは歴史が浅いというのもありますし、人種のるつぼと言われるくらいに様々な人種の方がいます。
したがって、どんな体型にも対応できるような数値になっているというところがあるのです。
このように他の国と比較すると、ブリティッシュスタイルは非常に真面目で勤勉なイタリア人が作り出したのは納得がいくようなものとなっている特徴がありますね。
スラントポケットの使用
スラントポケットとは何かと言うと、ポケットが斜めになっているものをいいます。
これには理由があり、基本的に乗馬の時に冷えた手を温めるために入れるように作られたポケットだと言われています。
イギリスにも乗馬の文化がありますので、このスラントポケットは非常に便利だったのでしょう。
このスライドポケットは、ロンドンのサヴィル・ロウで仕立てるビスポークスーツで、使われることが多かったという特徴があります。
したがって、高級な仕立て店で取り入れられたポケットということで人気を博しています。
ゆえに、既製品にも取り入れられるようにもなりました。
ポケットがあると便利ですよね。
ついつい色々と使ってしまうこともあるのではないのでしょうか。
ついつい携帯や鍵を入れてしまっている人もいるかもしれませんが、できれば着崩れの原因にもなりますので、どうしても小物を入れるときは、内ポケットを使うようにしましょう。
ただ何でもかんでも入れてもいいというわけではなく用途に合わせて、必要なものを入れていく形にすることが大切です。
男性は女性と違ってあまりカバンを持たない傾向にあります。
もちろんビジネス鞄などを持っているでしょうけれど、女性のように持っているようなタイプの人はそこまで多くないでしょう。
したがって内ポケットには、必要最低限なものを入れるということで対処しましょう。
ブリティッシュスタイルにチャレンジしてみては?
スーツについても、いつも既製品を使っているという方もいるのではないでしょうか。
確かに若い頃はそれでも様になっていますが、だんだんと年齢を重ねるとやはりそこそこに恰幅なども必要となってきます。
オーダーメイドなどを受け付けている形がほとんどですので、少々値が張るという一面は否定できません。
しかし、ビジネスの面ではもちろんのことですが、プライベートにおいても子供の卒業式や入学式など、フォーマルな格好で行くこともあります。
したがって、英国スタイルの上品なスーツを準備するということも非常にオススメである一面があります。
イギリスにおいては、基本的にきちんとしているというような状態だけれど、角に着飾ることなくシンプルにまとめる一面があります。
このシンプルさの中に、ブリティッシュファッションのおしゃれがあります。
英国スタイルで、おしゃれなスーツを使って作ってみたり、女性でしたらブリティッシュスタイルを取り入れたおしゃれを楽しんでみませんか?
ブリティッシュファッションでワンランク上のおしゃれを楽しむことができるでしょう。