この記事に目を留めていただいている方は、「勉強しろ」と言っても子供が勉強をするようにならないということはすでに実感済みではないでしょうか?
でも勉強をして欲しいから、勉強することは子供の将来に必ず役に立つから、子供に後悔して欲しくないからこその親心であることも事実です。
子供は勉強をした将来と、勉強をしなかった将来の違いを理解できていません。
ビジョンがあるのとないのとでは子供だけでなく、大人でも希望や夢への道を歩くうえでのモチベーションが変わってきます。
変わってくるどころが、ビジョンがなければ前に進む気持ちも起きませんよね。
そこで!子供が自然に勉強することへと気持ちを向けてくれるために、大人は何をすれば良いのかということをまとめてみました。
「勉強しろ」と子供に言ったことある?
勉強しろ!と子供に言ったことはありますか?「勉強しろ」というときつく聞こえますよね。
自分はそんな言い方はしたことがないという方にもう一つ質問です。
「勉強したらいいのに~」「勉強はもうしたの?」「勉強しないといけないわよ」という表現はしたことはないですか?これらはすべて同じなのです。
優しく言おうが、込める気持ちは同じ、子供たちも同じ想いや感情を受け取っています。
「勉強しろ」と子供に叱る親は多い
ゲームばかりしている子供を見ていると、つい親はイライラしてしまいますよね。
「あなたのためを思ってこ勉強をしなさい」と言っているのに、どうして勉強をしてくれないのだろうか。
ついつい、言葉尻もきつくなってしまうのではないでしょうか?
しかし、ちょっと待ってください。
「勉強しろ」という言葉は効果がないどころか、ますます子供が勉強をしなくなってしまうかもしれないのです。
子供に「勉強しろ」は逆効果かも?
子供に「勉強しろ」は逆効果になる場合が多いのです。
あなたが子供の頃のことを少し思い出してみて下さい。
「勉強をしろ」と言われて勉強をするようになったでしょうか?
私たち大人も同じ道を通ってきているにもかかわらず、忘れてしまっているものなのです。
勉強だけではなく、なんとなく気が進まないこと、億劫なことを人から「~をしろ、~して欲しい」と言われても素直にする気にはならないということは、少し考えるとお分かりいただけるでしょう。
子供に勉強させるにはどうしたら良い?
それでは子供に勉強させるためにはどうしたら良いのでしょうか?
具体的にまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
「勉強しろ」は逆効果な6個の理由
ただなんとなく効果があること、効果がないことと言われても、具体的な理由がわからないことには実行しにくいものですよね。
「勉強しろ」ということを子供に言うことがなぜ効果がないのかということを子供目線、心理面から見てみました。
言われたらやりたくなくなる心理
言われたらやりたくなくなる心理というものを人は持っています。
言われたらやりたくなるというより、人は人から与えられた事を拒否する心理が働く傾向があります。
逆に自発的にする事であれば、少々厄介であろうが、面倒くさくても「やってやろう」と思えるものなのです。
「勉強をしろ」ということが与えられること?と思われるかもしれませんが、これも与えられることなのです。
なぜなら、自発的な気持ちの元、勉強しようと思うのではなく、「あなたは勉強をすべきですよ、勉強をしなさい」と言われることは、勉強をする契機や勉強をしようという気持ちを人から与えられることになるからです。
まさに、課題を人から与えられるようなものです。
たとえば宿題=課題に取り組むために、もうひとつの課題を突きつけられているのです。
勉強や宿題はどちらかというと、大方の人は厄介なものととらえられていますよね。
おもしろいことに、言われるとやりたくなくなる心理に通じるものとして、本人にとって喜ばしいこと、うれしいこと、楽しいことに関しても同じような心理が働いてしまうということがあります。