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「勉強しろ」は逆効果な6個の理由と...(続き4)

すると、自信になって、その教科が好きになったりするものです。

「ここまでできたらおやつにしようか」

ゲームをしている過程のように、小さな目標で区切りをつけてみましょう。

子供が自分でできるのなら最初から苦労はしません。

周囲の大人が頑張りましょう。

目の前の人参を目標に走る馬といえば良いのでしょうか。

まずはおやつです。

「ここまでできたらおやつにしようか」などと目標を区切ります。

いきなり成績を目標にするより、日々の努力を区切るのです。

「どっちが早く解けるか競争しよう!」

誰かと競争をすることも過度にならなければ励みになります。

でも兄弟姉妹と比べる状況を作るようなことはしないようにしましょう。

兄弟姉妹なら、年長のほうができるのは当たり前です。

周囲の大人が競争してみてはいかがでしょうか?

わざと負けろとはいいません。

小学生といえども現役の学生のほうが早いこともあります。

むきにならずに小さな競争をしてみるのも良いでしょう。

「次のテスト満点取れたらご褒美ね!」

そうして勉強への意欲がUPしたら、「次のテストで満点を取れたらご褒美ね」
と言って、高額ではないけれど欲しがっていたものを買ってあげるなどすると、子供はますます頑張ってくれますよ。

ご褒美を与えるのは良くないのでは?と思われるかもしれませんが、過度にならない程度のご褒美を与えられる子供のほうが成績が伸びると言われています。

満点ではなくても、テストの点数が何点以上上がったらご褒美をあげるというのも良いと思います。

家族と焼肉に行くとか、ケーキを買ってあげる、前々から欲しがっていたおもちゃを買ってあげるなどです。

勉強の習慣をつける

勉強でもなんでも、人は習慣に縛られるものです。

縛られるというと、なんだか窮屈で良くないもののように思われるかもしれませんが、歯みがきも洗顔も、おはようという挨拶もすべては習慣になってしまうとなんのことはなく当たり前にやってしまいますよね。

しないと気持ち悪くなることもあるでしょう。

勉強も同じように習慣にしてしまうのです。

そのためには1日、2日で達成できるものではないということをわかった上で、しばらく大人が子供を見守る辛抱強さも必要です。

たとえば毎日駅まで、10年同じ道を使っていたとします。

もうその道は意識しなくても、どこにどんなお店があって、どれくらい歩くと曲がり角がやってくるということも体が覚えているものです。

意識的に駅まで行く道を変えてみようとしたとします。

次の日には思わずもともと通っていた道を行こうとしてしまうものです。

習慣とはそういうものですね。

勉強時間を決めてメリハリをつける

子供の勉強は長くやればやるほど良いというものではありません。

勉強時間を決めてメリハリをつけましょう。

長く勉強することだけを褒めると、子供は机の前に座る時間が長ければ良いのだ、という間違った習慣が身についてしまうこともあります。

生活に勉強のルーティンを組み込む

習慣にするためには生活の中に勉強のルーティンを組み込ませるのです。