そのため、自分が1番であるとマウントをとるためにも「お前」と相手のことを呼びます。
そして、相手より自分のほうがレベルも能力も上であるということを知らしめようとしています。
【心理1】ドSキャラがモテると思っている
また、「お前」と女性のことを呼ぶ男性の中には「お前」と呼ぶことで女性からモテると勘違いしている方もいます。
そのため、「お前」と呼ぶようなドSキャラになりきっていることもあります。
つまり、モテたいがために本当は相手のことをお前なんて呼びたくないけれど、お前と呼んでしまう人もいます。
さらに相手のことを「お前」と呼び続けることによって、次第に誰かのことを「お前」と呼ぶのが当たり前であると感じてしまい、知らない間に誰かのことを呼ぶ際には「お前」と発してしまうことも…。
慣れは怖いのです。
【心理2】自分優先で相手の気持ちを考えない
「お前」と相手のことを呼ぶ人の中には、相手の気持ちを考えていない人もいます。
あなたは「お前」と相手に呼ばれることでとても不快感を感じたかもしれません。
一般的に考えて「お前」という言葉は使うべきではなく、相手を侮辱する言葉とされています。
それを知っている上で、「お前」という言葉を発すれば相手が不快感を感じることを想像することができていないのです。
【心理3】女性の前でカッコつけようとしている
さきほど「お前」と呼ぶことで女性にモテやすくなるとお伝えしました。
そのように間違った考えを持っているために、気になる女性の前だけで女性のことを「お前」と呼んでしまう男性もいます。
「お前」と呼べば相手は自分に惚れると思っているのかもしれません。
女性の前でかっこつけるどころか、多くの女性に嫌われる言葉だということに気づいていないんですね。
【性格パターン②】不器用でぶっきらぼうな性格の人の場合
「お前」と相手のことを呼んでしまう人の中には、相手に本当は「お前」なんて言葉は使いたくないのに不器用でぶっきらぼうな性格であるためにどうしてもそのような言葉を利用してしまう人もいます。
不器用でぶっきらぼうといえば言い訳にもなってしまいますが、相手の立場になって考えることもできるけれど頭の中で考えるだけで終了してしまい、実際に行動に移すことができないのです。
それに弱い自分を誰かに見せたくないという気持ちも持ち合わせているため、「あなた」という言葉よりは「お前」という言葉を利用してしまいます。
【心理4】なんて呼んでいいか分からない
では、不器用でぶっきらぼうな性格の人たちは、誰かに話しかけるとき相手の名前を知っていてもなんて呼んでいいかわからずその名前を呼ぶことができません。
周りの人たちはあだ名で呼んでいるけれど、自分はあだ名で呼んでいいものなのかどうなのかを判断することができないからです。
また、相手の名前を呼びたいものの、相手の名前を知らないために名前を聞くことができない人もいます。
その結果として、相手のことを「お前」と呼ぶしかなくなっているんです。
【心理5】恥ずかしくて名前で呼べない
相手の名前を知っているし、それなりにお互いのことを知っている相手でも「お前」と呼ぶ人の中には、相手の名前を呼ぶのが恥ずかしくなっている人もいます。