これまでにもお伝えしたように「お前」と呼ぶことが相手に不快な思いを感じさせていることに気づいていない人もいます。
そのような人たちには、あなたが「お前」と呼ばれることによっていやな思いをしていることを伝える必要があります。
それにその相手は、あなただけではなく相手のかかわっているすべての人に「お前」と呼んでいる可能性もあります。
つまり、その相手にとって人生で重要な人物と思われる人にも「お前」と呼んでしまい、チャンスを逃す可能性もあるんですよね。
「お前」と呼ばれて不快な思いをしたもののそれでも相手のことが大切だと思う際には、「お前と呼ばれることは不快だしおかしい」と伝えてあげましょう。
さりげなく遠まわしに気づかせる
直接相手に「お前」と呼ばれるのは不快だと伝えるのが一番良いのですが、その発言によって相手を傷つけてしまうのではないかと心配になってしまいますよね。
その場合には、さりげなく遠回しに気づかせましょう。
例えば、「お前って呼ばれるの苦手なんだよね」とか「お前って呼ぶ人ってちょっとおかしいよね」なんてやんわりと会話の中で伝えます。
「お前」と発することで相手に対し無礼なことをしていたことが分かれば、その後は「お前」という言葉は発しなくなります。
女子の友達同士の会話でディスる
「お前」という言葉を使ってくる男性があなたの女性友達と共通の知人であるならば、女性友達との会話の中で相手に気づかせてあげましょう。
とはいっても、具体的にその人の名前を出すのではなく、「お前って女性のことを呼ぶ人ってありえないよね」「お前って呼ぶ人ってそうすることで自分がモテるとか、すでにモテててるとか勘違いしてるらしいけどもてる人ってお前って言葉を使わないよね」「お前って言葉はむしろださいし、弱い犬がないているみたい!」なんて、明るく会話でディスりましょう。
その会話をするときには、「お前」という言葉を発する男性の近くにいることも注意しましょう。
「お前ってヤダ〜」と明るくツッコむ
あなたが相手に「お前」と言われた際に、すぐに「お前ってやだな~」「名前でよんでほしいな」なんてやんわり伝えてみましょう。
ここでポイントなのは”明るく”伝えること。
あまりにも深刻な言い方をすると、相手によっては「お前とよんで何が悪いんだ!」とキレてくることがあります。
それに嫌がらせのためかあなたが「お前」と呼ばれることを嫌がっていると判断し、これから先ずっと「お前」と呼んでくるのです。
そうしないためにも、明るくツッコみをいれましょう。
大人になってあげて聞き流す
「お前」という言葉を利用している人のほとんどが相手がお前という言葉を利用することで不快感を感じていることに気づいていないか、相手のことを見下していることで優越感を感じている自分自身が孤立化し、周りの人たちから嫌われ始めていることに気づいていません。
それに中には、すでに相手に「お前といわないでほしい」とか「お前というのはおかしい」なんてアドバイスしたことがあるのではないでしょうか。
そのような場合も含めて、「お前」という言葉を発する人に対しては、大人になって聞き流すことも重要です。
相手はあなたがイライラすることをのぞんで「お前」と呼んでいる可能性もあります。
あなたが「お前」と呼ばれることを嫌っているとわかっていて、その反応を見るのが楽しみでわざと話してくることもあるんです。
その場合に、相手に対して反応してあげることはありません。