あなたが当たり前だと思っている世界は、あなたが生まれ育った環境をうつしだしているのです。
「お前」とだれかのことを呼んでしまう人というのは、悲しくも両親や祖父母、友達、会社の同僚…そんな周りの人すべてが「お前」と誰かを呼ぶような環境で生まれ育っているということになります。
通常「お前」と呼ばれることに対して違和感を感じますよね。
それが全くないのです。
【心理10】育ってきた環境によるもの
あなたのご両親は、誰かを呼ぶ際に「お前」といいますか。
叱るとき喧嘩するとき、相手のことを「お前」と呼ぶでしょうか。
「お前」と呼んでしまう人は、育ってきた環境において相手のことを「お前」と呼ぶ人が必ず存在します。
たいていの場合は、父親が母親に対して「お前は××だ!」なんて話していたケースや両親が自分に対して「お前はこうしろ!」など、名前を呼ばずに「お前」と呼ばれて育った方もいるのです。
育った環境はその人の当たり前になっていくものだからこそ、子供を育てる方は注意しなければいけないのです。
【心理11】周りにいる友達によるもの
両親だけではなく、友達の言葉も影響しやすいものです。
友達たちほとんどが誰かを呼ぶ際に「お前」と呼んでいたらそれが当たり前になってしまいます。
さらにその中で友達の甘えを呼ぶようなことがあると、仲間外れにされてしまうなんてことも。
そうならないためにも、周りの友達にあわせて人を呼ぶことを「お前」としている人たちもいます。
もっと広い世界を見れば、「お前」と呼ぶ人のほうが少数派だということにまだ気づけていません。
【心理12】漫画やアニメなどの影響
「お前」という言葉を利用する方の中には、好きな漫画やアニメなどに影響されている方もいます。
好きなキャラが「お前」という言葉を多用しているので、そのキャラになりきったつもりで「お前」という言葉を利用しています。
つまり、あなたがその人に「お前」と呼ばれたことはたいして意味をもっていないということになります。
また、このように漫画やアニメに影響されてすぐにその言葉を利用してしまうというのは、相手の気持ちを考えられていないということにもなります。
少し幼い性格をしているということです。
「お前」呼びに不快感を感じたときの対処法
あなたは「お前」と誰かに呼ばれた際に不快感を感じたことはありますか?
あまり付き合いのない人からの「お前」という言葉であれば、すぐに回避することができます。
しかし、恋人や両親、仲の良い友達など身近な人物から「お前」といわれてしまったのであれば、離れようにも離れられないこともありますよね。
そんなときこそ、「お前」と呼ばれ不快感を感じてしまった際にはこれからご紹介する対処法を実践してください。
あなたの心も少しずつ晴れやかになります。