初めて友達になった子の名前を呼ぶのがときたま恥ずかしく感じるように、相手の名前を呼ぶことに少し抵抗を感じているんです。
この場合は、相手の名前を呼ぶことに慣れるにつれて「お前」と相手のことを呼ぶ機会は減っていくでしょう。
最終的には名前でしか呼ばなくなるため、「お前」と発してくる相手と仲良くなってしまうことが一番の解決方法です。
【心理6】優しさを隠そうとしている
「お前」と呼ばれると、たいていの人が相手が自分に威圧感を出しているように感じてしまうものです。
そのため、相手の言っている言葉に注目したり、相手が発する言葉の内容を実際に行動に移してしまうものです。
人は威圧感を感じるとその相手に注目していることをわかってるのと、相手に優しさをもって接することで相手に危機感を与えることができないと感じているのです。
つまり、本当は相手のことを「お前」と呼びたくないものの、相手のことを思って「お前」とあえて呼んでいることもあります。
【性格パターン③】高圧的でプライドの高い性格の人の場合
「お前」という言葉を使う人は、高圧的でもともとプライドの高い性格をしているので、相手が自分よりも上に立ったとか、自分よりも何かができると感じるととたんに敵とみなします。
相手を蹴落としてでも自分が優位に立っていたいがために、相手に「お前」と呼ぶことで”自分は相手よりも上の立場にいるのだ”と知らせているんですね。
では、高圧的でプライドの高い性格をしている「お前」と発言する人は、さらにどのような心理をしているのかを見ておきましょう。
【心理7】もともと相手のことを見下している
もともと相手のことを見下しているため、相手に対して「お前」という言葉を使います。
相手のことを見下していなかったり、何も感じていなかったり、さらには相手のことを逆に敬っているような場合であれば、相手に対して「お前」という言葉を使うことはないでしょう。
相手に少しでも尊敬する気持ちがある場合には、「お前」ではなく「あなた」という言葉を選択します。
つまり、相手のことを敬うどころか見下しているので「お前」と呼んでいるんですね。
【心理8】自分が一番偉いと思っている
「お前」と周りの人たちのことを呼ぶ人の中には、自分がみんなよりも偉いことを知らしめるためにそのような言葉を使っている人もいます。
自分が一番偉いと感じると何が何でもその地位を守りたくなる方が多いですよね。
さらに周りの人は、自分が誰よりも一番偉いのだからすべての人に敬ってほしい、もっと尊敬されたい、人気者になりたいとまで考えています。
【心理9】負けず嫌いだから上から目線になる
もともと自分が相手より上の立場になっているとも思っていなくても、相手に出し抜かれたときにその事実を認めたくありません。
そのため、相手に負けたことを認めないために「お前」と呼ぶことによって、自分の威厳を保っているケースもあります。
つまり、いわゆる負けず嫌いタイプなんですね。
そのため、相手から「お前」としつこく呼ばれる人は相手の本心からは「とてもすごい人だ」と感じられていることもあるんです。
【性格パターン④】「お前」が普通と思っている人の場合
さきほどもお伝えしましたが、「お前」という言葉を使う人が周りに常にいる状況にいると「お前」という言葉を利用するのが当たり前だと感じてしまいます。