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「人災」とはどういう意味?使い方や...(続き5)

これらは、人がどんなに頑張っても防ぐことができないものです。

かつての阪神淡路大震災や東日本大震災など、日本は地震による災害で大きな被害者をたくさん出していますし、台風や雷、洪水なども年間たくさんの被害が出ています。

「天災」の具体例

天災で一体どんな被害が発生するのか、具体的な例をみていきましょう。

たとえば、地震による天災が発生した場合は、地震により建物が崩壊し建物の部品の落下で人が怪我をしたり、地震をきな津波が発っかけに大き生したことも話題となりましたね。

地震という1つの天災から、多くの形で人々に影響を与えました。

また、台風や洪水では住宅の浸水など人々の日常生活に影響を与える被害がたくさんあります。

天災だけはどう人が努力をしても防げるものではないため、日々の防災だけしか対策がありません。

まさに人災とは対照的なものですよね。

「人災」の類語

では、次に人災と同じ意味となる類語はいかがでしょうか?

日本語には1つの意味のものでも、違った言葉の表現を使うことがいくつもありますよね。

人災と同じ意味だけど、表現が違うものについてこちらでは詳しく解説していきたいと思います。

戦災

戦災という言葉はあまり聞きなれないかもしれませんが、こちらは「せんさい」と読みます。

簡単にいえば、戦争や戦乱などを表す言葉ですね。

戦争は、今は日本ではそれが禁止されているので現在は平和ですが、昔の日本は中国や韓国、アメリカなどと戦争をしていたことがありましたよね。

戦争が起きると、非戦闘員や非軍事的施設などが大きな被害を受けます。

さらにこれはもちろん人が起こした争いになるため、紛れもない人災となります。

また、こちらの言葉に限りですが、日本では「戦災」と言う場合、太平洋戦争による被害をさしている場合が多いようです。

太平洋戦争とは、第二次世界大戦のときに起こった日本において最後の戦争のことです。

日本は昔、今では親交のあるアメリカから爆撃機による空襲を受けました。

そしてこれにより日本の沖縄県では地上戦となり、アメリカによる原子爆弾が広島市と長崎市に投下されたのです。

今でも日本の長崎と広島には、当時の被害者の人たちを祀る慰霊や原爆資料館がありますよね。

当時の日本の被害者は50万人以上だったそうなので、戦災だけはもう2度と起こってほしくないものですよね。

人身事故

人身事故とは、わりと日常的によく耳にする言葉ですよね。

たとえば、身近なもので例えますと車の接触により人が怪我をした場合は、こちらは物損ではなく人身事故という扱いになります。

車による接触なのになぜ人身事故になるかというと、故意ではなかったとしても、人の手で操縦していた車が人を傷つけたからです。

どんな理由があろうと、人の手が関わっている場合は人身事故扱いとなり、こちらの被害も人災と呼ばれるのです。

人為的災害

人為的災害はいったいどんなものが該当するかというと、主に都市公害のことをさします。

具体的には日本で問題視されている大気汚染や水質汚濁などが挙げられます。

それらにより人間の住む環境に影響され、人の人為的な被害をもたらすことがあるようです。

さらに、他にも人の住む環境に影響を及ぼす振動や騒音、汚物・悪臭なども人為的災害に含まれます。

これらは大きな災害ではなく、住む家同士の問題で生じるケースもあるため、被害の大きさはさまざまです。

こちらのすべては人災とも同じ意味になりますので、このように考えると日常生活にはさり気ない人災がたくさんあるのかもしれませんよね。

変災

変災とはあまり日常では耳にしない言葉かもしれません。

こちらの変災という言葉は、まったく予想や対策もできないほどの突然の災害のことをさします。