指標
指標には、“物事の見当をつけるための目印”という意味があります。
「指標」とは、目安、目印となるモノを指します。
一方、「指針」は、具体的な方向を示すときに使われます。
「指標」は、目標とする方向を見定めることが難しいときに、方向性の見当をつけるための判断材料となります。
例えば、目標とする数値を決めることが難しいとき、指標値を判断材料にしながら、目標値に近づけていく方法があります。
目標とする数字を、どの程度にすると良いのか、判断材料として指標が使われます。
「指針」は方向を示し、「指標」は方向性の目安を示します。
ですから、「指標」よりも「指針」の方が、より具体的になります。
指数
「指数」とは、基準値と比べたときの違いや増減の程度を表すときに使われます。
「指数」が使われる例では、“物価指数”があります。
物価指数は、平均的な基準値となる商品の価格と比べて高いのか、安いのかを数値で表す際に使われます。
「指数」を使う場面では、予め基準となる値や平均値を設ける必要があります。
「指数」は予め計算された基準値との差異を表すときに使われます。
一方、「指針」は目指す目標に向かって、進むべき方向を示すときに使われます。
心得
「心得」は、社会の中で生活していくために身に付けておくべきマナーや、知っておくべき心構えを指しています。
「心得」は社会生活を営む上で欠かせない、“心掛けるべきこと”を意味します。
特に、職場やプライベートの人間関係をスムーズに保つための心得は大切です。
「心得」は、社会の中で生活していくために、常に心掛けていなければならないルールを指しています。
「心得」を身に付けていなければ、人間関係をスムーズに乗り越えることができません。
また、「心得」を身に付けていないことで、常識知らずとして、周りから距離を置かれることになります。
常識知らずという印象を与えてしまうと、人間関係を保つことが難しくなります。
「心得」は、日常生活の中で常に心掛けるべきこと、知っておくべき物事を指します。
モットー
「モットー」とは、イタリア語の“motto(言葉)”が元になっています。
日本では、「モットー」とは、自分にとって最も大切に考えて、常に心掛けていることを指します。
例えば、“私のモットーは、友人を大切にすること”という言い方で、モットーが使われます。
「モットー」は自分が常日頃から心掛けている“目標”とも言えます。
「モットー」は、自分で決めて、自ら掲げた目指す目標を指しています。
スローガン
「スローガン」には、考えを表現するための主義、主張という意味があります。
自分が常に抱いている大切な考えを他の人に知ってもらいたいとき、「スローガン」として表現します。
また、大切な考えをアピールする際に、「スローガン」として訴えることがあります。
「スローガン」は、表現方法の1つです。
多くの人に、考えを知ってもらいたいとき、「スローガン」という手段を使います。
「スローガン」は、“考え方の指針”を表現するときに使われます。
人生の指針の11個の作り方
人生の指針を作る秘訣は、自分の人生を大切にすることから生まれます。