1.自給自足のレベルを決める
自給自足を始めるには、自給自足のレベルを決めておくことが大切です。
自分がどこまでできるかをきちんと見定めておかないと、失敗をしてしまいます。
自分で育てるもの、やること、お金で買うもの、プロに頼むことをきちんと分類しておくことで、生活スタイルが見えてくるでしょう。
自給自足を始める段階では、未経験なことが山ほどあります。
自給自足というのは自分1人で全てをこなすということではありません。
他人の知恵を拝借し、助けてもらいながら、自給自足のレベルを高めていくのです。
最初から欲張らないこと、自分はできると過信しないことが大切です。
自分にできる自給自足のレベルをきちんと見定め、失敗しないように、イメージトレーニングをしておくことが肝心です。
2.自給自足に向いている環境を選ぶ
自給自足に向いている環境を選ぶことも大切です。
農作物が良く育つ場所、自然災害が少ない場所など、自給自足を始めるためには、難易度が高くない場所を選ぶことが大切でしょう。
また何かあった際に、最低限の対応ができる環境を選ぶことも大切です。
病院があるか、何かあった時に食材は調達できるか、近所の人と助け合える環境かなど、トラブルに見舞われたときに対処できる環境かどうかの判断も非常に大切です。
自給自足というのは、予期せぬ事態は必ず起きます。
自然災害や、野生動物による被害等、自分ではどうしようもできない事態が起きる事を想定し、何かあったときはリカバリーできる環境であることが良いでしょう。
広ければ広いほど本格的にできる
自給自足を始めるには、土地の広さの選定も大切となります。
都会と比べて、田舎は土地の値段が安いため、予算に応じて土地を購入することが可能です。
都会では手に入ることのない広い土地を手に入れることができます。
土地が広ければ広いほど、本格的な自給自足もできますし、様々なことに挑戦できるようになります。
しかし、その分手間がかかり、手の行き渡らない範囲も出てきてしまいます。
最初は、自分の目が行き届く範囲の土地を購入することが大切です。
慣れてきたら徐々に土地を広げていくでも良いですし、土地を借りるという選択肢もあります。
最初から欲張らないようにしましょう。
3.農業のノウハウを学ぶ
自給自足をして生きていくためには、農業のノウハウを学ぶことは必要不可欠です。
自己流で覚えようとしても、なかなかうまくいかないのが農業です。
独自で学ぶのではなく、最初は必ず経験者の知識を得ることが大切です。
また、ネットや書籍などを読んで、基礎知識を身につけることも大切ですが、実践となると文字では理解しえないようなことがたくさん出てきます。
農業を上手くこなしていくためには、経験者に頼ることも必要でしょう。
長年の経験から得た知識を聞くというのは、生活をしていく上では重要な道具となります。
自治体の研修など
昨今では、都会から若者を受け入れている地域も多くなってきました。
若者が田舎暮らしを始めるにあたり、苦労しないように、自治体などが研修を行っているケースも増えてきています。
自給自足の生活は、先人の知恵が必要不可欠です。
自給自足を成功させるためには、豊富な知識量と経験が何よりも大切になってきます。
経験はこれから補っていくものですが、知識はあらかじめ身につけることができます。
自給自足に備えて、経験者の知識は必ず聞くようにしましょう。
4.土づくりをする
野菜を育てるのに大切なのは土づくりです。