品格とはいったいどのようなことを言うのでしょうか。

品がある人、というのはよくほめ言葉として言われますよね。

もちろん、誰もが品のある上品な人になりたいと思っているはずです。

一方で、品と言われてもどのようなことか分からないと言う人も多いでしょう。

品格とは、育ちや環境の中で身に着いた自然な動作や雰囲気が作り出すものです。

真似をしたところでそう簡単に品格が見に着くわけではありません。

辞書的に品格を説明すると「気品」であり、気品を辞書的に見ると「けだかさ」や「どことない上品さ」が挙げられます。

品格とは、「ここを直せば出てくる」と言うような簡単なものではないのです。

ですが、品格を見に付けなければ恥ずかしいということもあるでしょう。

品のある人になりたいと思うことは多いでしょうし、普段はそんなことがなくても、かしこまった場に出たときには品が欲しいと思う方も多いのではないでしょうか。

若いころには全く思わなかったのに、年を取ってから品格に対する憧れが出てきたという人もいそうですね。

品格はそう簡単に見に着きませんし、付け焼刃では意味がないものです。

ですが、少しでも品のある人に共通する特徴を真似できれば、少なくとも下品にはならないのではないでしょうか。

また、品のある人の特徴を身に着けることができれば、いつかその「真似した品格」が自分の「本当の品格」になるかもしれません。

ここでは、品格がある人の特徴を見てみることにしましょう。

品格がある人なら自然にしているような振る舞いや行動をご紹介します。

品格がある人の特徴21個!

品格がある人にはどのような特徴があるのでしょうか。

もちろん、品格はその人が育ってきた環境や躾が大きく影響していますから、品格があるからと言って全員同じ行動をしているわけではありません。

そもそも、品格は「どことなく漂ってくる気品のようなもの」ですから、「この行動」とはっきり断言できるものではないのです。

ですが、その一方で、品があると言われている人が、皆形は違えどもしているような行動や振る舞いがあります。

それらのうちから21個をご紹介します。

自分ができそうだと思うものを、少し勉強してみてください。

長くそういったことをしているうちに、自分の品格をあげることもできるようになるかもしれませんね。

1.動作や立ち振る舞いが美しい

品格のある人に共通する特徴の一つ目としては、何よりもまず、動作や立ち居振る舞いの美しさが挙げられるでしょう。

動作や立ち居振る舞いは、そう簡単に自分では意識的に直すことができるものではありません。

極端に言えば、ぼうっとして立っているときの立ち姿にもどこか品が溢れているということです。

品格を見に付けたいと思っている方は、常に自分の立ち姿や動作に気を遣っていなければいけません。

なかなか厳しそうなことですよね。

品格がある人が「どことなく上品」と言われるのは、動作や立ち居振る舞いが美しいからです。

「どことは言えないけれど上品」と、特定されていないのは、その動作があまりに自然であることに加えて、かなり細かな動作であることが理由として挙げられるでしょう。

例えば近くのものに手を伸ばすような動作であったり、階段を降りるときに手すりに駆ける手であったり、本当に些細な動作が美しいことに人は「品」を感じるのです。

こうした無意識に行っているような小さな動作に美しさを見せることができるからこそ、「どことない上品さ」を相手に見せることができます。

わざとらしい上品な態度では嫌味のように思われてしまいますが、本当に上品で品格がある方が嫌味っぽくないのは、全体的にその動作や立ち居振る舞いの美しさがあるからでしょう。

これはなかなか真似するのは難しいですが、まずは立ち姿や良くする動作など、直しやすいところから直してみましょう。

また、身近にいる「品格のある美しい人」の、特に美しい動作をまねるようにして見てください。

それが、品格のある人になる第一歩です。

2.言葉遣いがきれい

品格のある人は言葉遣いがきれいだと言われています。

決して汚い言葉を使わないのです。

あまりに上品すぎるような言葉は、逆に良い印象を与えません。

いわゆる誇張された「お嬢様言葉」や「貴族言葉」は漫画的で大袈裟なので、やめましょう。

品の良い人は、ただ言葉遣いがきれいなのです。

例えば、女性では、語尾に「じゃん」「だろ」などはつかいません。

「気持ち悪い」を「キモイ」などと略すような現代語も使わない傾向があるでしょう。

ですが、それだけではありません。

品格がある人は、その綺麗な言葉遣いが似合う落ち着いた話し方をするのです。

普段からガサツな言葉を使っているようでは、いざと言うときに綺麗な言葉遣いが似合いません。

品格のある人の言葉遣いが綺麗で自然に思えるのは、普段からその言葉を使っているからです。

品格がある人の言葉遣いを真似したいと思ったら、付け焼刃で言葉だけを綺麗にするのではなく、綺麗な言葉を自然に口にできるように話し方を訓練しましょう。

言葉遣いとその話し方がマッチしてこそ、本当に品がある人だと思われるのです。

品のある人の話し方は、時には、知的な話し方だと言われることもあります。

知性を感じるような喋り方をするのです。

つまり、話している内容に中身がないようなことはないということですね。

また、話しているときに落ち着いた静かな話し方をすることで、相手に知性を感じさせることもできます。

周囲にいる品がある人の話し方をまねて、話をするときには落ち着いた態度を心がけるようにしましょう。

3.正しい食事のマナー

品格がある人は、正しい食事のマナーを身に着けています。

正しい食事のマナーは、きちんとした家庭で、きちんと上品に育てられた人が持っている特徴です。

品格は、その人の育ちや生まれ育った環境についても推察させるものですから、正しい食事のマナーが「良い家庭で育った」ことをイメージさせ、それが品格と結びつくのです。

また、単純に、綺麗に食事をしている人には、汚い、下品なイメージを抱きようがないということもあるでしょう。

食事は毎日するものですが、正しいマナーはそう簡単に見に着きません。

毎日正しいマナーでご飯を食べるのは面倒くさいですし、食事内容も正しいマナーとは関係なさそうな雑なものばかりだということもあるでしょう。

ですが、きちんとしたマナーを身に着けておくことは大切です。

品格を見に付けたいと思っている方が、毎日家でも正しいマナーを心が得ている必要はありません。

ただ、正しい知識がどのようなものなのかはきちんと調べておいた方が良いでしょう。

また、明らかに自分がマナー違反だと思われるようなことをしていた場合には、それは習慣から取り除くように努力をしてくださいね。

4.字がきれい

字が綺麗な人には上品な印象を抱きますよね。

字には個性が現れ、それがその人の印象を決めることもあります。

達筆で美しい字を書いている人には、美しい品格がありそうに思えるということなのです。

逆に、どれだけ美しい人であっても、字が汚ければがっかりするということもありますよね。

字を綺麗にするのは意外と簡単です。

書道をしていればもちろん良いのかもしれませんが、面倒だという方もいるでしょう。

そういうときには、ボールペン字を練習すると良いのです。

普段の生活の中では毛筆より硬筆の方を良く使いますから、硬筆の練習をすると、普段の生活に直結しますね。

外見だけを整えても品格があるようには思えませんし、「上品な人だ……字以外は」と思われるのも嫌でしょう。

字がきれいで褒められると嬉しくなるものです。

興味がある方は美しい字の書き方を習ってみると良いですよ。

5.笑い方も上品

品格がある人は、笑い方も上品であることが多いようです。

大口を開けて大声で笑うのは悪いことではありませんが、どこか下品な印象を持ってしまうことになります。

豪快に笑うと、その人の性格自体が豪快に見えてしまいます。

豪快と言う言葉と品性と言う言葉はあまり結びつきが良くありません。

笑い方にもどこか上品な印象があり、豪快に口をあけて笑ったりはしないところに品性を感じる人は多くいます。

笑顔はその人の印象を決める大きなポイントの一つですから、品格がある人を目指している方は、ぜひ鏡の前で「上品な笑顔」を練習してみると良いですよ。

6.背筋がスッと伸びている

姿勢が良く、背筋がすっと伸びている人も上品な印象を持ちますね。

いつでもしっかりと自分の背筋を伸ばして立っている人には、育ちの良さや清潔感を感じます。

くたびれて猫背になっているところを見ると、人間らしさは感じるものの、品格の高さは感じないでしょう。

他の人とは違うオーラを出しているのが品格の高い人です。

背筋をピンと張って前をしっかり見ている姿を見ると、品格が漂うように思えるのではないでしょうか。

例えば、着物をしっかり来ているときには、背筋がピンと伸びていますよね。

日本人にとっては、和装が似合いそうな立ち姿に品格の高さを感じることが多いのかもしれません。

7.きちんと挨拶する

品格が高い人は、きちんと挨拶をするという特徴もあります。

挨拶は誰でもできることですが、だからと言って、誰もがしていることではありません。

挨拶は身に沁み込んでいなければできないのです。

人にあったときでも、面倒くさくて見ないふりをしてしまう人もいるのではないでしょうか。

品格が高い人は、知っている人に会ったときには笑顔で挨拶をすることができます。

また、「ありがとう」「いただきます」などの挨拶を忘れることもありません。

これらの挨拶を当たり前のようにこなしている人を見ると、品格が高いのだという印象を持たれるでしょう。

品格が高いと言われるようになりたい方は、日常のちょっとした場面で忘れがちな挨拶を忘れないように気を付けてくださいね。

8.感謝の気持ちを忘れない

品格が高い人は、感謝の気持ちを忘れません。

そもそも、品格が高いというのは、どこかほかの人とは違った良いところがあるはずで、それは、生まれや育ちなども関係しています。

どこか良いところで育ったような雰囲気と言うのは、ともすればプライドの高いお嬢様、おぼっちゃま気質なところを感じさせずにはいられません。

それは、傲慢さやプライドの高いネガティブな印象を生み出すことにもなります。

ですが、本当に品格が高い人は、感謝の気持ちをわすれることがありません。

自分一人の力で生きているわけではないということを忘れずにいられるのです。

他の人とは違ったところを持ちながらも、自分の力ばかりを過信しているわけではない態度が、上品さや品の良さを感じさせるでしょう。

9.TPOに合わせた落ち着いたファッション

品格が高い人はTPOに合わせた落ち着いたファッションをすることができます。

自分の存在を誇示するような派手な服装はしないのです。

TPOを守っているというところも大事ですね。

10.人のための行動をする

品格が高い人は、人のための行動をすることもできます。

自分のことばかり考えている人には一瞬の人間的ないやらしさを感じますが、高い品性の人は人のために動くことができます。

ボランティア活動を嫌がらないこともそうですが、周囲の人が困っているときに手を差し伸べられるのが品格の高い人なのです。

誰かのための働きを嫌がることがない姿は、高潔で品格の高い印象を与えますよね。

11.靴をきちんと揃える

些細なことですが、きちんと靴をそろえられるのも品格が高い人の特徴の一つです。

靴を脱いだときにしっかりとそろえられるのは、当たり前のように親から教えられることではあっても、つい面倒になってそんなことができないということもありますよね。

日常の中で、しなくても良いけれどするべきマナーを守っている姿には、品格を感じる人も多いでしょう。