もちろん、親しみを持てるという意味では悪くありませんが、品格があると言われたい方は、常にどっしりと物事に構えている方が良いのかもしれませんね。
16.怒りをぶつけない
品格がある人は、自分の怒りを相手にはぶつけません。
例えば人間以外の動物を見ると、笑うことよりも、怒りを率直に表現しているところをよく見ますよね。
怒りというのは、誰もが感じるものですが、それを相手にぶつけるかどうかには「理性」が介入します。
理性があれば、怒りを簡単に相手にぶつけることがないのです。
まして、感情のままに怒りをぶつける人には品格は感じないでしょう。
品格がある人は、怒りを感じても、それをぐっとこらえて相手を怒るのではなく、窘めます。
自分の中にある不満をため込みすぎることはありませんが、それを怒りという激しい形で放出することは滅多にないでしょう。
怒りを簡単に相手にぶつけてしまう人は、品性がないと言われてしまうかもしれません。
怒りを覚えたときには一旦深呼吸して、相手にぶつけないようにしましょう。
17.清潔感がある
品のある人だと思われるためには、ある程度の清潔感も重要です。
不潔な印象を与えるような人は「下品」だと思われても、「品がある」と思われることはありません。
アイロンのかかったシャツ、きちんと洗濯された服、髪や身体をきちんと洗っていることが分かるような清潔感に満ちた印象は、人に上品だと思われるには大切な要素でしょう。
もちろん、清潔感があるだけで上品だと思われるわけではありません。
清潔感があっても、品格があると思われる人は少ないのではないでしょうか。
ですが、清潔感が大切な前提となっていることには間違いないですね。
清潔感がある人が必ずしも上品だと思われることはなくても、清潔感のない人が上品だと思われることは絶対にないのです。
▼清潔感について、続きはこちら。
・清潔感があると言われる人の特徴 >>
18.ハンカチを常備している
意外と現代の人はハンカチを常備していないものです。
トイレにはペーパーやハンドドライヤーが常備されるようになり、そもそもハンカチを使う機会が減っていることでしょう。
若い人の中には、持っていても意味がないのだから、家の中にハンカチが一枚もないというような人もいるかもしれませんね。
ですが、ハンカチを常備している人はどこか上品な印象があります。
そうした現代の便利さの中でも、どこに行っても恥ずかしくないようにハンカチを持っているところに品格を感じるのです。
ハンカチは手を拭くだけが役割ではありません。
涙を拭ったり、濡れたところを拭くためにも使うことができます。
急な雨降られたときにさっとハンカチを出している人を見ると、どこか上品でしっかりした人だという印象を持つことでしょう。
もちろん、ハンカチは清潔でしっかりと折りたたまれたものでなければいけません。
そのハンカチに季節を感じるような美しさがあれば、余計に品格のある人だと思われるようになるでしょう。
男性であってもそれは同じで、女性が困っているときにハンカチを差し出せるような人は、紳士的で品のある人だと思われるのではないでしょうか。
19.服をきちんとたたむ
服をきちんとたたむことができるのも品格がある人の特徴ですね。
服のたたみ方など普段はどうでもいいように思えるかもしれません。
人に知られることはないと思っている方もいるでしょう。
ですが、例えば旅行先や服を買うときに、それらの習慣が現れてしまうことは少なくないのです。
一緒に旅行に行った友人が綺麗に服をたたんでいたら、その育ちの良さが現れているように感じるでしょう。