ですが、それだけではありません。
品格がある人は、その綺麗な言葉遣いが似合う落ち着いた話し方をするのです。
普段からガサツな言葉を使っているようでは、いざと言うときに綺麗な言葉遣いが似合いません。
品格のある人の言葉遣いが綺麗で自然に思えるのは、普段からその言葉を使っているからです。
品格がある人の言葉遣いを真似したいと思ったら、付け焼刃で言葉だけを綺麗にするのではなく、綺麗な言葉を自然に口にできるように話し方を訓練しましょう。
言葉遣いとその話し方がマッチしてこそ、本当に品がある人だと思われるでしょう。
品のある人の話し方は、時には、知的な話し方だと言われることもあります。
知性を感じるような喋り方をするのです。
つまり、話している内容に中身がないようなことはないということですね。
また、話しているときに落ち着いた静かな話し方をすることで、相手に知性を感じさせることもできます。
周囲にいる品がある人の話し方を真似て、話をするときには落ち着いた態度を心がけるようにしましょう。
▼言葉遣いについて、続きはこちら。
・言葉遣いで気を付けるべき6個のこと >>
・丁寧な言葉遣いをするための7個の注意点 >>
3.正しい食事のマナー
品格がある人は、正しい食事のマナーを身に付けています。
正しい食事のマナーは、きちんとした家庭で、きちんと上品に育てられた人が持っている特徴だと言えます。
品格は、その人の育ちや生まれ育った環境についても推察させるものですから、正しい食事のマナーが「良い家庭で育った」ことをイメージさせ、それが品格と結びつくのです。
また、単純に、綺麗に食事をしている人には、汚い、下品なイメージを抱きようがないということもあるでしょう。
食事は毎日するものですが、正しいマナーはそう簡単に身に付きません。
毎日正しいマナーでご飯を食べるのは面倒くさいですし、食事内容も正しいマナーとは関係なさそうなものばかりだということもあるでしょう。
ですが、きちんとしたマナーを身に付けておくことは大切です。
毎日家でも正しいマナーを心がけている必要はありませんが、正しい知識がどのようなものなのかきちんと調べておいた方が良いでしょう。
また、明らかに自分がマナー違反だと思われるようなことをしていた場合には、それは習慣から取り除くように努力をしてくださいね。
4.字がきれい
字が綺麗な人には上品な印象を抱きますよね。
字には個性が現れ、それがその人の印象を決めることもあります。
達筆で美しい字を書く人には、品格がありそうな印象を抱きます。
逆に、どれだけ美しい人であっても、字が汚ければがっかりするということもありますよね。
字を綺麗にするのは意外と簡単です。
書道をしていればもちろん良いのかもしれませんが、面倒だという方もいるでしょう。
そういうときには、ボールペン字を練習すると良いです。
普段の生活の中では毛筆より硬筆の方をよく使いますから、硬筆の練習をすると、普段の生活に直結しますね。
外見だけを整えても品格があるようには思えませんし、「上品な人だ……字以外は」と思われるのも嫌でしょう。
字がきれいで褒められると嬉しくなるものです。
興味がある方は美しい字の書き方を習ってみると良いですよ。
5.笑い方も上品
品格がある人は、笑い方も上品であることが多いようです。