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覚醒するための13個の努力方法(続き6)

それはポジティブなことからネガティブなことまでどちらにも影響します。

近年「腰痛」もこの「脳の思い込み」からきているという研究が出されています。

本当は腰痛はないのに「きっとこういった状況では腰が痛くなるはず」という脳の経験上の思いこみで、実際に腰が痛くなってしまうということなんです。

本当に厄介な事なんですが、これは逆に言えば、「強く思い込む事で、いい事も実現できる」ということなんです。

普段から、自信を持てるように「強く思い込めば」、もしもの時にあたふたしない不動の心を保つ事が出来るかも知れません。

また昔から「病は気から」と言いますから、思い込みのメカニズムが分からなかった時代からでもそういった「対処法」はやられていたんですね?昔の人って本当にすごい。

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10.感謝の気持ちを持とう

人に対する感謝の意は非常に重要です。

それは人を許すことで自分をも許す事が出来るようになるからです。

他人は時に自分の生き写しと考える傾向が人間にはあるのだと思います。

他人の失敗が過去の自分の失敗と重なって、相手を強く否定する事で過去の自分をも否定してしまい、正しく自分と向き合い、あのときの失敗から一向に抜けだせないまま時間を無為に使ってしまうのです。

そうやって人は多くの時間を無駄にし、気付いた時には「時間の不可逆性に対する残酷さ」を知ることになり、「もう遅い…」と多くを諦めてしまうんでしょう。

そうならない為にも、自分の失敗と向き合いに乗り越えていくためにも、「他人を認め、感謝する事」が重要なのです。

人は感謝の気持ちを持つと普段以上の力を発揮できる

また、他者に対し感謝出来ない人は、自分の自己評価にも悪影響が出てくるでしょう。

他人を認めないという事は、いつでも「自分が一番」ということです。

客観的に見て本当にそうなら何ら問題はありません。

しかし本当に自分が一番でいつも他人よりも自分が優位な存在なのでしょうか?

「自分が合ってる」、「だから他人は間違いだらけ」と思っているのならば、自己評価が無為に上がってしまい、自分の成長の芽を自らつぶしてしまうことになるでしょう。

また、仕事においても「自分一人でできること」なんてたかが知れています。

絶対に誰かに世話になっているはずです。

そういった他人努力や協力の下、自分がここに居られるんだという状況判断も非常に重要なんです。

他人を認められない人間は自分を正しく評価する事は絶対にできません。

そのような状態では「どうして自分ばかりこんな目に…」とか、「あいつよりも絶対俺の方が…、なのに何で?」と全く以って的外れな状況分析で、「自分ばかり嫌な立ち回り」、「自分を誰も評価してくれない」と、正しい周囲の評価をまるで「間違ったもの」と決めつけてしまい、疑心暗鬼になっては雑念が邪魔し、いよいよ周囲に対するお門違いな不満も爆発し、自分で居場所を失っていくのです。

11.直感力を鍛える

「直感力」、何ともいい響きですね。

こんな能力鍛えるのなんて無理だろと思っているそこのあなた、諦めるのはまだ早いです。

直感力を養って、文字通り「覚醒」できるときが来るかもしれません。

日々の生活で自由な発想やイメージをしてトレーニング

「直感力」とは、超能力的な意味もあるのでしょうが、私がトレーニングによって培えると言っているものは、「シミュレーション能力」の事です。

世の中で起こる物事には何らかの前触れ、起こった時の細かな状況、そしてその時どういう決断が正しかったか?どうすべきだったか?など経験によって頭の中で情報整理していくことで、あらゆる事態ごとに「ワンパッケージ結論付けておく事」で、また同じような事が起ころうとする時に正しいだろう判断が的確かつ即座に出来るようになります。

これがいわゆる「シミュレーション能力」なんです。

これを何パターンも考えておけば、かなりの状況に対応できるようになるでしょう。

結局は「直感力」も、超能力の「未来予知」という意味では、会得することは無理かも知れませんが、濃密な経験や緻密な計算によって、「物事の本質を見抜くこと」は誰でも時間を掛ければ出来るはずなんです。

しかしそれには多大な計算と経験、準備、知識、洞察などが必要になります。

それを「出たとこ勝負」ではできないでしょうから、「関係のない日常の時間を使ってシミュレーションしておくこと」が重要なんです。

ですから、周りで起こった不測の事態も、「我関せず」とはせず、自分だったらどうしようかということを常に考えて頂きたいですね?