サークルでの立ち位置
大学に入ればサークル活動をする人も多いでしょう。
いろんなサークルがありますが、どのサークルでもさまざまな活動をしています。
そんな中で、目立たないところで誰かのフォローを入れたり、助け船を出したり出来る人は、まさに縁の下の力持ちと言えます。
登山やキャンプのようなアウトドアなサークルでは、へばっている人に声をかけて励ましたり、荷物を持ってあげたり。
また漫画研究会や茶道などの室内でのサークル活動でも、他の部員の様子を見て必要な時に必要な行動が取れます。
大人数では縁の下の力持ちは目立たず周りをサポート出来ますが、人数が少ないと、どうしても良い意味で目立ってしまいます。
しかし、サークル活動での自分の働きは、いざという時には必ず良い自己PRとなります。
副班長や副リーダー
縁の下の力持ちは、自ら進んで目立つ行動はしません。
また、周りの人のために走り回っても、皆を引っ張っていくようなリーダーシップは持ち合わせていないことも多いです。
そのため、仮に皆の代表になるとしても、班長やリーダーではなく、副班長や副リーダーの立場に収まることが多いです。
副班長や副リーダーの立場であれば、そこまで自己主張をすることなく周りの人を助けたり、班長やリーダーを支えたり出来ます。
あくまで2番手にこだわる人の中には、大勢の中心になるよりも、それを支えていく立場になりたいという気持ちが強い人が少なくありません。
2.質疑応答で使える!
縁の下の力持ちは、自己PRの他に面接での質疑応答でも十分に使えます。
質疑応答では、これまで自分がどんなことを頑張ったか、またはどんなことをして誰の役に立ったのかということを聞かれることが多いです。
長所と短所を聞かれることも非常に多いため、それらのどの質問でも良い印象として答えることが出来ます。
もし質問をされたら、謙遜せずに堂々と人の役に立ったことを面接官に伝えましょう。
よく聞かれる長所として
質疑応答では、「あなたにはどんな長所がありますか?」と聞かれることがとても多いです。
同時に短所も聞かれることがありますが、面接時には自分の短所は出来るだけ短く答えて、長所の部分をしっかりと具体的にアピールしましょう。
縁の下の力持ちは、誰からも好印象に捉えられます。
自分がもし縁の下の力持ちなら、それが相手に伝わるように、より具体的に長所として話しましょう。
例えば、「私は縁の下の力持ちのタイプですので、常に誰かのために役に立つことを考えています。
自己主張はあまりしませんが、困っている人がいれば自然と手を差し伸べます。
仕事で誰かが困っていればサポートに回りますし、急に誰かが休めば空いた分も埋めようと努力します。
誰かのためになることが私の喜びですが、自分の行動が結果的に人から感謝されることも多いため、ますます周りの人のために頑張ろうと努力出来ます。」長所と短所の自己PRであればこの程度で問題ありませんが、もし具体的に自分が頑張った話などを聞かれたら、より詳細に自分が活躍した内容を話してアピールしましょう。
自分はどんな人間か
面接では、自分がどんな人間なのかを、短時間で面接官にどれだけアピール出来るかが重要になってきます。
縁の下の力持ちであれば、「周りの人を助けて、役に立つことを嬉しいと感じる」ことをしっかりと面接官に伝えましょう。
会社や企業では、社内の協調性を保ち、周りの人のサポート役に回れる人材を欲しています。
自分がその会社や企業に見合った人間であるということを、面接の際にはきちんと伝えるように心がけます。
そのために、どんな部分において縁の下の力持ちなのかを、具体的に伝えるようにします。
尊敬する人物
自分が縁の下の力持ちだということをアピールするためには、尊敬する人物も同じようなタイプの人間を選び、面接官に話すようにします。
そうすることで、自分がよりそういった人間だということを相手に強調出来るからです。
もし、自分が縁の下の力持ちなのに、尊敬する人物がリーダーシップの取れる人物の場合、今の自分の性格に不満があるのかと面接官には疑問に思われてしまいます。
話す内容に矛盾が生じないように、尊敬する人物も主役級ではなく、それを腹心として支えたような人物にすると良いでしょう。
会社で活かせるものは何か
縁の下の力持ちは、あらゆる場面で役に立ちます。